October 9, 2018 / 8:27 AM / 14 days ago

システム障害の影響は40弱の証券会社に、賠償は考えず=東証幹部

[東京 9日 ロイター] - 日本取引所グループ(JPX)(8697.T)の横山隆介CIO(最高情報責任者)は9日、東京証券取引所の株式売買システム「アローヘッド」で生じた一部接続障害について会見し、障害の原因は特定の証券会社が発した通信経路確認の大量の電文だったと説明した。40社弱の証券会社に影響が出たが、東証の川井洋毅執行役員は「複数のサーバーに接続するなど、他の経路で発注することもできる」とし、賠償は考えていないとした。

10月9日、日本取引所グループ(JPX)の横山隆介CIOは、東証の株式売買システム「アローヘッド」で生じた一部接続障害について会見し、40社弱の証券会社に影響が出たが、影響を受けた取引がどの程度あるかは現時点で把握していないと述べた。東証で1日撮影(2018年 ロイター/Toru Hanai)

横山氏は、明日からは通常通り売買できるとの見通しを示した。しかし、システム障害で影響を受けた取引がどの程度に上るか、現時点で把握していないという。

不正な電文は9日午前7時32分ごろ、通常の1000倍以上の規模で送られてきたため、東証で注文を処理するサーバーの前段階に位置する4台の負荷分散装置の1つがダウンした。証券会社側の何らかの設定ミスが原因とみられるが、会見で証券会社名は明らかにされなかった。

横山氏は会見で「複数の装置に接続できるよう各社にお願いしているが、いざこういう事象が発生したときにうまく(他の負荷分散装置に)切り替えられるか。取引参加者とのコミュニケーションが十分にできていたか、反省すべき点があった」と述べた。

和田崇彦

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