December 18, 2015 / 6:47 AM / 3 years ago

日経1万9000円割れ、日銀会合結果受け乱高下

[東京 18日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は3日ぶりに急反落。日銀金融政策決定会合の結果を受け、急速に買い上がる場面があったが、新たに打ち出された量的・質的金融緩和(QQE)補完策は買い材料になりにくいとの受け止めが広がるにつれ、日経平均は上げ幅を縮小。高値掴みした投資家の投げなども膨らみ、日経平均は節目1万9000円割れへと沈んだ。

 12月18日、京株式市場で日経平均は3日ぶりに急反落。日銀金融政策決定会合の結果を受け、急速に買い上がる場面があったが、新たに打ち出された量的・質的金融緩和(QQE)補完策は買い材料になりにくいとの受け止めが広がるにつれ、日経平均は上げ幅を縮小した。都内で8月撮影(2015年 ロイター/Yuya Shino)

日銀は18日の金融政策決定会合で、設備・人材投資に積極的に取り組んでいる企業の株式を対象とする年間3000億円程度の別枠を新設。2016年4月から再開される銀行保有株式の売却と相殺するとしており、「株式市場への影響はニュートラル」(UBS証券エクイティ・ストラテジストの大川智宏氏)との見方が広がった。

米株安を受け前場はさえない値動きだったが、後場に日銀会合の結果が発表されると日経平均の上げ幅は一時500円超へと拡大。ただ、「速報に反応し、とりあえず買いで入ったものの、内容が分かるにつれて徐々に投げ売りが広がった」(ネット系証券)という。今回の補完策が「量的緩和の限界を意味するのではとの懸念もあるようだ」(国内証券)との声も出ていた。

一方、東証REIT指数は3日続伸。日銀がJ─REITの買入限度枠を、これまで発行済み投資口数の「5%以内」から「10%以内」に引き上げたことが材料視された。

個別銘柄では、メッセージ2400.Tがストップ高。18日付日本経済新聞朝刊は、損保ジャパン日本興亜HD(8630.T)がメッセージへの出資比率を現在の3.5%から51%以上に引き上げ、子会社にすると報じた。大手損保による買収を材料視する買いが先行した。

東証1部騰落数は、値上がり279銘柄に対し、値下がりが1578銘柄、変わらずが72銘柄だった。

日経平均.N225

終値      18986.8 -366.76

寄り付き    19320.46

安値/高値   18982.25─19869.08

TOPIX.TOPX

終値       1537.1 -27.61

寄り付き     1562.77

安値/高値    1537.1─1596.36

東証出来高(万株) 298751

東証売買代金(億円) 35971.64

杉山容俊

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