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日経平均は反発、円高一服で買い戻し
2016年3月1日 / 06:36 / 2年後

日経平均は反発、円高一服で買い戻し

[東京 1日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は反発。前場に発表された中国経済指標のさえない内容が嫌気され、日経平均は一時169円安となったが、外為市場でドル安/円高が一服すると先物への買い戻しなどを交え、切り返した。もっとも商いは低水準にとどまり、投資家は見送りムードを強めているという。

 3月1日、東京株式市場で日経平均は反発。前場に発表された中国経済指標のさえない内容が嫌気され、日経平均は一時169円安となったが、ドル安/円高が一服すると切り返した。写真は都内で2月撮影(2016年 ロイター/Yuya Shino)

低調な米経済指標を受けた米株安や1ドル112円前半へと円高に進んだ為替が嫌気され、序盤は輸出株を中心に売りが先行。中国人民銀行(中央銀行)による預金準備率の引き下げが中国経済の下支えや市場安定化につながるとの見方から、寄り後にプラス圏に浮上する場面があったが、上値は限られた。

朝方発表された1月の家計調査で、全世帯(単身世帯除く2人以上の世帯)の消費支出が実質前年比で3.1%減と、5カ月連続で減少したことも重しとなった。

注目された財新/マークイットの2月中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は48.0となり、市場予想(48.3)を下回り、景況改善と悪化の分かれ目となる50を12カ月連続で下回った。東京市場では投資家心理の悪化につながり、指数は一段安となった。

ただ後場に入ると底堅い値動きとなった。ドル/円JPY=EBSの下げ渋りなどを背景に先物の買い戻しなどが広がった。市場では「海外勢はほとんど動きがない。売買しているのは国内勢で、日経平均1万6000円を意識して拾ってきているようだ」(外資系証券トレーダー)との声があった。

個別銘柄では、NEC(6701.T)が大幅安。2016年3月期の連結業績見通しにおいて、通期の営業利益予想を従来の1350億円から1000億円(前期1281億円)に引き下げ、一転、営業減益を見込んだことが嫌気された。

半面、日東電工(6988.T)やフージャース(3284.T)が買い優勢。両社ともに自社株買いを実施すると発表しており、材料視された。

東証1部騰落数は、値上がり980銘柄に対し、値下がりが838銘柄、変わらずが124銘柄だった。

日経平均.N225

終値      16085.51 +58.75

寄り付き    16013.00

安値/高値   15857.37─16099.42

TOPIX.TOPX

終値       1300.83 +2.98

寄り付き     1295.16

安値/高値    1284.5─1304.7

東証出来高(万株) 222463

東証売買代金(億円) 21481.22

杉山容俊

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