August 23, 2015 / 10:43 PM / 4 years ago

中国株の動向に左右、値動き激しい展開=今週の東京株式市場

 8月24日、今週の東京株式市場は、引き続き中国株の動向に左右されそうだ。写真は東証。2014年10月撮影(2015年 ロイター/Yuya Shino)

[東京 24日 ロイター] - 今週の東京株式市場は、引き続き中国株の動向に左右されそうだ。世界景気への警戒感が和らぎ、米国株が反発すれば、値ごろ感の出た日経平均も戻りを試す展開が予想される。

一方で中国株が下げ止まらずリスク回避ムードが継続すれば、さらなる下押しも見込まれており、動きの激しいボラタイルな相場が続く可能性がある。

日経平均の予想レンジは1万8500円─2万円。

21日の東京市場で日経平均は2万円を割れ、終値は約3カ月ぶりの安値水準となった。直近では急ピッチな下げとなっており、先行きには警戒感が強まりつつある。商品市況は下げ止まりの傾向がみられず、前週末の米ダウ工業株30種.DJIは530ドル安と急落した。世界的な株安連鎖に歯止めがかからなくなっている。

主因は中国経済の減速懸念だ。「7%成長をするはずの中国の新車販売が前年比でマイナスというのは、普通に考えたらあり得ない。在庫調整が進まない限り、生産も上向かない」(岩井コスモ証券・執行役員の木村勝氏)と、影響は長期化する恐れもある。

半面、中国株が落ち着きを取り戻し、商品市況と米国株がこれに反応すれば、リスク回避に傾いていた資金の逆回転が促されることも想定される。日経平均は25日移動平均線(2万0495円22銭=21日終値)から5%以上、下方かい離した水準にあり、テクニカル的なリバウンドの動きも期待される。中国当局による経済対策への関心も高まっており、日本株に対しては「さらなるダウンサイドリスクは少ないのではないか」(岩井コスモ証券の木村氏)との声も出ている。

米国における利上げの方向性も、引き続き注目点となりそうだ。また、欧州のPMIや米耐久財受注などの経済指標が堅調な内容となれば「見直し買いの契機となる可能性がある」(エース経済研究所の石飛益徳社長)との見方もある。

アムンディ・ジャパン投資情報部部長の高野雅永氏は「短期的には下がったら買いたい機関投資家がいることは確か。グローバルでみて、リスクオフがさらに進む感じでもない。流動性が崩れない限り、長い目で上昇トレンドは変わらない」と話している。

日経平均の下値は200日移動平均線(1万8987円57銭=21日)がメドとみられている。同水準で下げ止まるかどうかが目先の焦点になる。

株式マーケットチーム

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