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今日の株式見通し=続伸、米株高を好感 為替の円高一服も安心材料に
2017年6月7日 / 22:52 / 5ヶ月前

今日の株式見通し=続伸、米株高を好感 為替の円高一服も安心材料に

[東京 8日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は、続伸となる見通しだ。7日の米主要3指数はそろって上昇した。トランプ米大統領に解任されたコミー前連邦捜査局(FBI)長官が8日に行う議会証言の内容が明らかになったが、トランプ陣営とロシアとの関係について特段新たな事実は含まれていなかったと受け止められた。

懸念材料が一つ後退した形となり、東京市場でもこれを好感する買いが先行しそうだ。為替も1ドル109円台後半と円高進行が一服しており、買い安心感が広がると見込まれる。

日経平均の予想レンジは1万9900円─2万0200円。

米国では、コミー氏が上院特別情報委員会で行う証言の内容が事前に委員会のウェブサイトで公開された。この中でコミー氏は、フリン前大統領補佐官の捜査から手を引くようトランプ氏から要請を受け、「忠誠が必要だ、忠誠を期待している」と言われたと明かした。

コミー氏の証言で新事実が明らかになり、税制改革などトランプ氏の経済政策の実行に支障をきたすとの懸念があったが、同氏がさらに対応を迫られるような具体的な内容はないとの見方が広がった。

外為市場でドル/円JPY=は前日の水準と大きな変化はないものの、109円台後半とやや円安方向に振れている。日経平均先物6月限はシカゴの清算値(円建て)は1万9990円、大阪取引所の夜間終値は2万0010円となっている。ともに前日の現物株終値を上回る水準となっており、続伸して始まる公算が大きい。

SBI証券シニアマーケットアナリストの藤本誠之氏は「コミー氏が何を言い出すかわからないという、最近一番の不安感が消えたことはポジティブ材料となろう。日経平均は2万円台に乗せて始まりそうだ。その後の買いの勢い次第では2日の高値を上回ることもあり得る」とみている。

韓国軍によると、北朝鮮が8日午前、同国東岸の元山から地対艦ミサイルとみられる複数の飛しょう体を発射した。だが為替に目立った反応も見られず、市場への影響は限定的と予想される。

寄り前には国内の1─3月期GDP改定値が公表される。1次速報値から大幅に上方修正されれば「一時的ではあるが買い材料となる可能性がある」(藤本氏)との声が聞かれた。

その他、国内では4月国際収支、5月景気ウオッチャー調査が公表される。海外では、英国総選挙、ECB(欧州中央銀行)理事会、コミー氏の議会証言が控えている。

前営業日終値 年初来高値 年初来安値

日経平均.N225      19984.62 20239.81 18224.68

+4.72 2017年6月2日 2017年4月17日

シカゴ日経平均先物6月限 19990(円建て)

*内容を追加します。

辻茉莉花

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