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今日の株式見通し=もみ合い、米株最高値も円高重荷 決算受けた個別物色へ
2017年7月26日 / 22:42 / 4ヶ月前

今日の株式見通し=もみ合い、米株最高値も円高重荷 決算受けた個別物色へ

[東京 27日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は、もみ合いの展開が想定されている。米国市場で主要株価3指数はそろって過去最高値を更新したが、ハト派的との見方が広がった米連邦公開市場委員会(FOMC)声明文を受け、ドル安・円高が進行した。強弱材料が交錯する中、日本株は前日に決算を発表した個別銘柄物色の流れとなり、日経平均で2万円を挟んだ値動きが続くとみられている。

日経平均の予想レンジは1万9950円─2万0050円。

米国市場ではダウ工業株30種.DJI、S&P総合500種.SPX、ナスダック総合.IXICの主要3指数がいずれも終値として過去最高を更新した。米連邦準備理事会(FRB)は26日まで開催したFOMCで、政策金利の据え置きを決定。声明文の中では「比較的早期に」バランスシートの縮小に着手する方針が示された。

米国株に対しては、ボーイング(BA.N)やAT&T(T.N)の好決算が支援材料となった一方、ドル/円JPY=は足元では111円台前半と円高が進行している。

日経平均先物9月限は、シカゴの円建て清算値が2万円。大阪取引所の夜間終値が2万0020円を付けている。東京市場では序盤、これらの水準が意識され、やや弱含みのスタートとなると予想されている。前日の段階で北朝鮮によるミサイル発射実験の可能性が報じらており、地政学リスクへの高まりへの警戒感がくすぶるものの、このところ2万円を割れた局面では押し目買い意欲がみられ、下値は限定的との見方もある。

もっとも、ケイ・アセット代表の平野憲一氏はFOMCの声明文について、「バランスシート縮小は株式市場にとってはダイレクトにマイナス。時期の表現が『比較的早期』になったことに好意的な見方もあるが、声明文公表後の米国株は伸び悩んでいる」と指摘する。流動性相場が継続することに対する懸念が強まれば、世界的に株安が進行するリスクもはらむ。

日経平均は前日まで3営業日連続で25日移動平均線を下回ったが、前日は2万円を割ることがなく底堅く推移した。「強いのか弱いのかはっきりしない相場の中で投資家の資金は中小型株に流れている。前日に決算を発表した任天堂(7974.T)とアドバンテスト(6857.T)の株価の反応が、強弱を見極めるポイントとなりそう」(ケイ・アセットの平野氏)という。

きょうは国内では主な経済指標の発表などは予定されていない。決算発表はキヤノン(7751.T)、日産自(7201.T)、東京エレクトロン(8035.T)、花王(4452.T)、日立建機 (6305.T)などが予定している。海外では米6月耐久財受注などが公表される予定となっている。

前営業日終値 年初来高値 年初来安値

日経平均.N225      20050.16 20318.11 18224.68

+94.96 2017年6月20日 2017年4月17日

シカゴ日経平均先物9月限 20000(円建て)

*内容を追加しました。

長田善行

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