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日経平均は大幅続伸、円安進行やアジア株の堅調などを好感

[東京 11日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は大幅続伸した。外為市場で、ドル高/円安が進行したことや、アジア株市場が堅調に推移したことなどが好感された。国内の新型コロナウイルス感染者数が減少傾向にあることも材料視されている。

 10月11日、東京株式市場で日経平均は大幅続伸した。写真は都内の株価ボード。2013年12月撮影(2021年 ロイター/Toru Hanai)

前週末の米国株式市場は反落。失望を誘う内容となった米雇用統計に反応した。米労働省が8日発表した9月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比19万4000人増だった。9カ月ぶりの小幅な増加にとどまり、市場予想の50万人増を大きく下回った。失業率は4.8%と、8月の5.2%から改善し、18カ月ぶりの低水準となった。

これを受けて日本株は軟調な始まりとなったが、売り一巡後は堅調な動きに変化し、日経平均は前営業日で一時500円を超す上昇。アジア株式市場がしっかりとなったことや、外為市場でドル/円が112円台後半まで円安に振れたことが好感され、輸出関連株を中心に幅広く物色された。

後半は伸び悩んだものの、急落時に空けたマドの下限値である4日安値2万8343円28銭を上回ったことで、目先底入れムードが台頭している。

市場では「新型コロナ感染者数がひと頃に比べて激減していることも、株高の支援材料になっているのではないか」(岡地証券・投資情報室長の森裕恭氏)との声も聞かれ、リオープン(経済再開)銘柄に堅調な銘柄が目立った。

TOPIXは1.77%高。東証1部の売買代金は、2兆7085億4300万円とやや細っている。東証33業種では、海運業、空運業、鉱業などが上昇し、値下がり業種は電気・ガス業のみだった。

個別では、ソニーグループなど主力の輸出関連株が総じてしっかり。日本郵船など海運株や、JR東海といった電鉄株も堅調に推移した。三菱UFJフィナンシャル・グループをはじめ銀行株や、ソフトバンクグループも高いが、前週末に上方修正を発表しながら予想を下回った安川電機が軟化し、東京エレクトロンもさえない。

東証1部の騰落数は、値上がり1834銘柄に対し、値下がりが295銘柄、変わらずが54銘柄だった。

終値 前日比 寄り付き    安値/高値  

日経平均 28498.20 +449.26 27977.57 27893.32

─28581.36

TOPIX 1996.58 +34.73 1963.37 1960.57

─1996.58

東証出来高(万株) 119417 東証売買代金(億円) 27085.43

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