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日経平均は大幅続伸、一時600円超高 過度なインフレ警戒和らぐ

[東京 30日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比587円75銭高の2万7369円43銭と、大幅に続伸して取引を終えた。前週末の米国市場でインフレ高進への過度な警戒感が和らいでハイテク株を中心に株高となり、日本株も幅広く物色された。戻りの節目に意識された2万7000円を大きく上回ったことで、買い戻しに弾みがついた。

 5月30日、東京株式市場で日経平均は、前営業日比587円75銭高の2万7369円43銭と、大幅に続伸して取引を終えた。写真は2020年10月、都内にある株価ボードで撮影(2022年 ロイター/Issei Kato)

日本株は、前週末の米国市場で株高となる中、幅広く買われてスタートした。このところ日経平均は、心理的節目の2万7000円付近で上値が抑えられやすかったが、寄り付きからこの水準を上回った。その後も徐々に上げ幅を広げ、午後には619円56銭高の2万7401円24銭に上値を伸ばす場面もあった。

米株市場では大型のハイテク株やグロース系の銘柄がしっかりで、日本株も指数寄与度の大きい値がさの半導体製造装置関連株や電子部品株、高PER(株価収益率)銘柄が上昇し、指数を押し上げた。

時間外の米株先物が堅調だったほか、中国株もしっかりとなり、投資家心理を支援。中国・上海市当局が29日、企業活動の再開に向けて6月1日から多くの規制を解除する方針を発表したことも支えになった。きょうは米国市場がメモリアルデーで休場となることで、持ち越しのリスクが普段に比べて少ないとの見方もあった。

市場では「しばらく上値の重かった2万7000円を明確に上回り、買い戻しが強まった。短期的に、水準が上がるほど買い戻しの動きが出やすいかもしれない」(水戸証券の酒井一チーフファンドマネージャー)との見方が出ていた。大台をクリアしたことで、テクニカル面での底打ち期待も膨らんだ。

TOPIXは1.86%高の1922.44ポイントで取引を終了。東証プライム市場の売買代金は4兆3018億5200万円だった。TOPIXの浮動株比率見直しに伴うリバランスで売買が膨らんだ。東証33業種では、値上がりはサービス業や電気機器、機械など30業種で、値下がりは海運業や電気・ガス業、保険業の3業種だった。

トヨタ自動車やソニーグループが堅調だったほか、リクルートホールディングス、キーエンス、エムスリー、ファーストリテイリングもしっかりだった。一方、日本郵船、東京電力ホールディングスはさえなかった。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1551銘柄(84%)、値下がりは253銘柄(13%)、変わらずは32銘柄(1%)だった。

終値 前日比 寄り付き    安値/高値  

日経平均 27369.43 +587.75 27092.82 27,057.20─2

7,401.24

TOPIX 1922.44 +35.14 1905.42 1,902.79─1,

926.18

東証出来高(万株) 168174 東証売買代金(億円) 43018.52

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