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日経平均は大引け=続伸、FOMC通過で安心感 一時2万8000円回復

7月28日 東京株式市場で日経平均は続伸。2020年10月、東京証券取引所で撮影。(2022年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 28日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は続伸。前日比99円73銭高の2万7815円48銭で大引けた。米連邦公開市場委員会(FOMC)の利上げは想定通りで、米国の金融引き締めに対する過度な警戒が和らいだことから買い安心感が広がった。日経平均は6月10日以来となる2万8000円を一時回復。ただ、米国のGDPや大型ハイテク企業の決算を見極めたいとのムードがあるほか、ドル安/円高に振れた為替相場も重しとなり、中盤以降は小幅高の水準でのもみ合いに終始した。

27日米国株式市場は上昇。ナスダック総合は2020年4月以来の大幅な上昇率を記録した。注目されたFOMCでは、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を予想通り75ベーシスポイント(bp)引き上げを決定。市場の想定通りで、過度な引き締め懸念が後退した。

これを受けて日本株もしっかりで始まり、寄り付き直後に日経平均は2万8000円を回復。物色面では、グロース系の銘柄が買われたほか、決算内容の良かった銘柄は素直に評価されて上昇するものが多い。ただ「決算発表が相次ぐ中での円高は株価にマイナス作用する」(雨宮総研・代表の雨宮京子氏)との声も聞かれる。円高のほかでは時間外取引で米株先物が軟調だったことも上値を抑える要因になった。

さらに、テクニカル面では2万8000円を超えたことで、3月と6月に付けた2万8300円台の高値が意識され「このダブルトップ天井が節目となって伸び悩む可能性もある」(野村証券・投資情報部ストラテジストの神谷和男氏)との声も聞かれる。

TOPIXは0.16%高。東証プライム市場の売買代金は3兆2742億2700万円だった。東証33業種では、電気・ガス業、鉱業などが上昇し、輸送用機器の下落が目立つ。個別では、好決算を発表したファナック、三菱自動車工業などがしっかりとなったほか、エムスリーが大幅高。半面、トヨタ自動車が軟調に推移し、取引時間中に第1四半期の大幅営業減益を発表した三菱電機が発表後に売られた。

プライム市場の騰落数は、値上がり1203銘柄(65%)に対し、値下がりが549銘柄(29%)、変わらずが85銘柄(4%)だった。

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