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日経平均は急反発し600円超高、値がさ株の買い戻しが押し上げ

9月8日 東京株式市場で日経平均は、前営業日比634円98銭高の2万8065円28銭と大幅反発して取引を終えた。2020年10月、東京証券取引所で撮影。(2022年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 8日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比634円98銭高の2万8065円28銭と大幅反発して取引を終えた。米長期金利が低下する中、米国株の主要3指数がそろって上昇し、日経平均も朝から堅調に推移した。半導体関連やグロース(成長)株といった値がさ株の買い戻しが指数を押し上げた。

日経平均は急反発でスタートした後も、徐々に上げ幅を拡大した。主力株をはじめ幅広く買われ、東証33業種のうち32業種が上昇。プライム市場の値上がり銘柄数は9割を超えた。 半導体関連や高PER(株価収益率)銘柄の上昇が、日経平均の押し上げに寄与した。TOPIXグロース指数は2.5%高、同バリュー指数は1.8%高で、グロース株の上昇が大きかった。

8月後半のジャクソンホール会合以降、軟調な相場が続き、前日には約1カ月半ぶりの安値水準に下落していたこともあって「売り疲れていたところに米株高が重なり、買い戻しが強まった」(国内証券)との声が聞かれた。 一方、今日の上昇は「自律反発の範囲内」(国内運用会社)との見方も多い。米金融引き締めやそれに伴う景気後退への懸念はくすぶっており、来週に米消費者物価指数(CPI、13日)の発表、その翌週に米連邦公開市場委員会(FOMC、20―21日)を控える中で、警戒感は根強い。

市場では「下値が切り上がってきている感じがある。ただ、霧が晴れたわけではなく、大きなトレンド転換とまでは考えにくい」(りそなアセットマネジメントの戸田浩司ファンドマネージャー)との見方が出ていた。

TOPIXは2.19%高の1957.62ポイント、東証プライム市場指数は前営業日比2.2%高の1007.32ポイントで取引を終了。プライム市場の売買代金は2兆9818億2000万円だった。東証33業種では、値上がりは精密機器や空運業、医薬品など32業種で、値下がりは鉱業のみだった。

指数寄与度の高いファーストリテイリング、東京エレクトロン、ソフトバンクグループが堅調。トヨタ自動車やダイキン工業、ファナックも買われた。エムスリーもしっかり。一方、原油安の中、INPEXはさえなかった。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1703銘柄(92%)、値下がりは103銘柄(5%)、変わらずは31銘柄(1%)だった。

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