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日経平均は小幅反発、材料難で一進一退 高利回り株を物色

 11月21日 東京株式市場で日経平均は、前営業日比45円02銭高の2万7944円79銭と、3日ぶりに小幅反発して取引を終えた。2020年10月、東京証券取引所で撮影(2022年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 21日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比45円02銭高の2万7944円79銭と、3日ぶりに小幅反発して取引を終えた。前週末の米株高を好感した買いが先行した後は手掛かりを欠く中で一進一退となった。商社株など高利回り銘柄が物色された。

日経平均は小幅に反発してスタートした後も上値を伸ばし、前営業日比で一時107円29銭高の2万8007円06銭に上昇したが、徐々に勢いを失ってマイナスに沈んだ。心理的節目2万8000円付近で、利益確定や戻り待ちの売りが上値を抑えた。

今週は日本で勤労感謝の日(23日)、米国で感謝祭(24日)と、それぞれ休場を控えていることもあり、午後にかけて手掛けにくさも意識された。

前週末に業績予想の下方修正を発表した大手損保の一角は軟調だった。追加の株主還元への期待から事前に買われていた反動もあり、自社株買いなどの発表がなかったSOMPOホールディングスは大幅安だった。原油価格の下落を受け、鉱業株もさえなかった。

一方、三菱商事や丸紅などの大手商社株は堅調で、相場を支えた。米著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハザウェイが、大手5社の保有比率を引き上げたと伝わり、手掛かりになった。

市場では「材料難の中、米バークシャーが商社株を買い増したと伝わり、海運や鉄鋼といった高利回り銘柄にも物色が向かった」(雨宮総研の雨宮京子代表)との声が出ていた。いずれの業種も、セクター別の値上がり率上位になった。

TOPIXは0.28%高の1972.57ポイント、東証プライム市場指数は前営業日比0.28%高の1014.97ポイントで取引を終了。プライム市場の売買代金は2兆4510億7200万円だった。東証33業種では、値上がりは海運業や卸売業、鉄鋼など24業種で、値下がりは鉱業やその他製品、パルプ・紙など9業種だった。

住友商事や日本製鉄が堅調。商船三井はしっかりだった。一方、MS&ADインシュアランスHDやINPEXは軟調だった。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1226銘柄(66%)、値下がりは534銘柄(29%)、変わらずは76銘柄(4%)だった。

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