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日経平均は4日続伸、円安や押し目買いが支え 決算材料に個別物色も

 1月25日 東京株式市場で日経平均は、前営業日比95円82銭高の2万7395円01銭と、4日続伸して取引を終えた。写真は2020年10月、東京証券取引所で撮影(2023年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 25日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比95円82銭高の2万7395円01銭と、4日続伸して取引を終えた。前日までの上昇の反動で軟調にスタートしたが、押し目買いを支えにプラスに転換。為替の円安も相場を支えた。決算シーズンが始まり個別物色が見られる中、企業業績への警戒感は根強く指数の上値は限られた。

日経平均は前日までの3営業日で900円近く上昇しており、きょうは利益確定売りが先行し120円安で始まった。その後は、徐々に下げ幅を縮小してプラスに浮上。午後には一時174円71銭高の2万7473円90銭へと一段高となった。

下値では押し目買いが流入したほか、為替がやや円安方向に振れたことが相場を支援した。輸送用機器や電気機器、機械など輸出関連株が小じっかりで、前日に売られた鉄鋼株には買い戻しが入った。一方、日銀による政策修正以降、堅調さが目立った銀行株はさえず、循環物色が意識された。

市場では「これまで『閑散に買いなし』の様相だったが、材料がなければ拾われるようになってきた」(しんきんアセットマネジメント投信の藤原直樹運用本部長)との声が聞かれた。米利上げ打ち止めへの思惑があるほか、中国経済の回復への期待感も浮上しており、「今までの米利上げや景気懸念といったネガティブな材料から市場の目線が変わってきている」(藤原氏)という。

もっとも、日米企業業績への警戒感は根強い。時間外取引の米株先物が軟調に推移し続け、日経平均は上値も限られた。

TOPIXは0.39%高の1980.69ポイント、東証プライム市場指数は前営業日比0.39%高の1019.24ポイントで取引を終了した。プライム市場の売買代金は2兆5255億7200万円だった。東証33業種では、値上がりは鉄鋼や海運業、電気・ガス業など31業種で、値下がりは卸売業と銀行業の2業種だった。

前日に売られた日本製鉄が買い直されたほか、スズキやダイキン工業が堅調だった。一方、前日に見通しの下方修正を発表した日本電産は大幅安。ディスコは決算発表後の利益確定売りが優勢だった。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1146銘柄(62%)、値下がりは604銘柄(32%)、変わらずは87銘柄(4%)だった。

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