May 28, 2018 / 6:50 AM / 3 months ago

日経平均は続伸、地政学リスクへの過度な警戒感が緩和

[東京 28日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は小幅に続伸した。いったん中止とみられた米朝首脳会談が6月12日開催に向けて再調整の動きとなり、過度なリスク回避姿勢が後退した。ただ、上値は限られ、方向感は出なかった。東証1部の売買代金は1兆8136億円で、今年2番目に低調だった。

 5月28日、東京株式市場で日経平均は小幅に続伸した。いったん中止とみられた米朝首脳会談が6月12日開催に向けて再調整の動きとなり、過度なリスク回避姿勢が後退した。写真は都内で2015年6月撮影(2018年 ロイター/Thomas Peter)

日経平均は、円相場が弱含みとなったことも支えとなって上げ幅は一時100円に接近したが、円安が一服すると上値は重くなった。米国の通商政策リスクが警戒され、トヨタ自動車(7203.T)や日産自動車 (7201.T)など自動車株や、デンソー(6902.T)、アイシン精機(7259.T)など自動車部品株の一角が軟調。原油安を嫌気し、国際石油開発帝石(1605.T)、石油資源開発(1662.T)、JXTGホールディングス(5020.T)といった石油関連や、商社株などが売られたことも重しとなった。

市場では「前週末の過度な懸念が和らいだことで、過度に売られていた分が買い戻された。ただ、混沌(こんとん)としている状況は変わっておらず、さらに上値を買っていく感じではない」(三木証券の投資情報部課長、北沢淳氏)との声が聞かれた。

TOPIXは0.07%安で取引を終了。セクター別では空運、パルプ・紙、不動産が上昇率上位となった一方、石油・石炭、鉱業、海運などが下落率上位だった。

地政学リスクの緩和が意識され、石川製作所(6208.T)や豊和工業(6203.T)など、防衛関連に位置づけられる銘柄群の売りが先行した。東京計器(7721.T)、細谷火工(4274.T)、興研(7963.T)、日本アビオニクス(6946.T)も売られた。

一方、イワキ(8095.T)が急伸。25日に発表した2018年11月期業績予想の上方修正を好感した。連結当期利益は9億5000万円から11億8000万円に引き上げた。高薬価品の製造量増加や自社原料販売の増加、電子・機能性材料(有機EL素材)販売の拡大などが寄与する。

東証1部の騰落数は、値上がり870銘柄に対し、値下がりが1107銘柄、変わらずが106銘柄だった。

日経平均.N225

終値      22481.09 +30.30

寄り付き    22488.95

安値/高値   22410.91─22547.67

TOPIX.TOPX

終値       1770.42 -1.28

寄り付き     1771.5

安値/高値    1766.23─1775.76

東証出来高(万株) 106400

東証売買代金(億円) 18136.64

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