April 9, 2019 / 6:56 AM / 9 days ago

日経平均は反発、外需系銘柄が堅調 新札関連に物色

[東京 9日 ロイター] - 東京株式市場で、日経平均は小幅に反発した。外部環境に大きな変化がなく手掛かりに欠ける中、内需系銘柄を中心に売りが先行。上値の重さが意識され、短期投資家の利益確定売りも出た。一方、米ハイテク株高の流れを引き継ぐ形で外需系銘柄が買われ、指数を支えた。政府による紙幣刷新の計画が伝わり、特需が見込まれる関連銘柄への物色も目立った。

 4月9日、東京株式市場で、日経平均は小幅に反発した。外部環境に大きな変化がなく手掛かりに欠ける中、内需系銘柄を中心に売りが先行。上値の重さが意識され、短期投資家の利益確定売りも出た。写真は東京証券取引所で昨年10月撮影(2019年 ロイター/Issei Kato)

前日の米国株市場でフィラデルフィア半導体指数.soxが過去最高値を更新。東京市場でも、半導体関連や設備投資関連の一角がしっかり推移した。アドバンテスト(6857.T)とファナック(6954.T)は年初来高値を更新した。

市場からは「企業業績を見極めたい向きが多い中、外部環境も目立った動きがなく、小動きにとどまった。今週11日に決算発表する安川電機(6506.T)は、新年度の見通しや足元の受注状況などガイダンスが注目される」(あかつき証券の投資調査部長、藤井知明氏)との声が出ていた。

TOPIXは続落。東証33業種では、石油・石炭、電気機器、鉱業、保険などが値上がり率上位にランクイン。半面、電気・ガス、小売、不動産、陸運などが軟調だった。

日経平均をTOPIXで割ったNT倍率.NTIDXは一時13.51倍と、昨年12月26日の水準まで上昇した。「今まで売り込まれていたハイテク株などが買われてきているほか、中国の製造業購買担当者景 気指数(PMI)の改善をにらんで中国関連もしっかりしている。一方、内需系が弱い」(東洋証券のスト ラテジスト、檜和田浩昭氏)との声が出ていた。

個別銘柄では、紙幣刷新関連が活況。紙幣処理機を手掛けるグローリー(6457.T)、紙幣識別機などの日本金銭機械(6418.T)などが一時ストップ高となった。政府が各紙幣を刷新する方針と伝わり、需要増に対する期待が先行した。

そのほか、ソニー(6758.T)が大幅反発。ロイターは8日、ヘッジファンドの米サード・ポイントが、ソニー株を買い増して、同社に改革を求めようとしていることが関係筋の話で分かったと報じた。株式価値向上への期待から買いが入った。

東証1部の騰落数は、値上がり705銘柄に対し、値下がりが1318銘柄、変わらずが117銘柄だった。

日経平均.N225

終値      21802.59 +40.94

寄り付き    21750.29

安値/高値   21698.42─21811.88

TOPIX.TOPX

終値       1618.76 -1.38

寄り付き     1616.50

安値/高値    1610.38─1619.26

東証出来高(万株) 110544

東証売買代金(億円) 19426.11

*本文中の脱字を補いました。

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