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日経平均は4日ぶり反落、米株安を嫌気 半導体関連に利益確定売り

[東京 26日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は4日ぶりに反落した。前日までの連騰で2カ月半ぶりの水準へ上昇していたこともあり、米国株安をきっかけに利益確定売りが出た。週末を控えてポジション調整売りも出やすかった。オムロン6645.Tなど決算内容がさえなかった銘柄が下落したほか、直近上昇した半導体関連株にも利益確定売りが出て指数を押し下げた。米株価指数先物の上昇などが支えとなり、大引けはやや下げ渋った。

 7月26日、東京株式市場で日経平均は4日ぶりに反落した。前日までの連騰で2カ月半ぶりの水準へ上昇していたこともあり、米国株安をきっかけに利益確定売りが出た。写真は東京証券取引所で2015年8月撮影(2019年 ロイター/Toru Hanai)

TOPIXは0.40%安で取引を終了。東証1部の売買代金は1兆7301億円と低調だった。東証33業種では、非鉄金属、輸送用機器、機械などが値下がり率上位にランクイン。半面、情報・通信、医薬品、精密機器などは値上がりした。市場では「半導体関連のショートカバーが一巡し、指数も上値が重くなった。明確なトレンドな出ない中、インデックスベースの売買は難しい。出遅れのグロース銘柄などが当面の物色対象になりそうだ」(東海東京証券・機関投資家営業部部長の静間康禎氏)との声が出ていた。

個別銘柄では、日清製粉グループ本社2002.Tやオムロン6645.Tが大幅安。25日に発表した2019年4─6月期の連結営業利益が前年同期比で2ケタ減となったことが嫌気された。半面、中外製薬4519.Tが反発。2019年1―6月期決算で、連結純利益が前年同期比42.3%増と順調だったことが好感された。国内がん領域の新製品や主力品の好調に加え、血友病治療薬「ヘムライブラ」のロイヤルティー収入などが伸びた。

東証1部の騰落数は、値上がり626銘柄に対し、値下がりが1415銘柄、変わらずが110銘柄だった。

日経平均.N225

終値      21658.15 -98.40

寄り付き    21700.20

安値/高値   21590.66─21709.74

TOPIX.TOPX

終値       1571.52 -6.33

寄り付き     1572.09

安値/高値    1564.67─1574.28

東証出来高(万株) 92618

東証売買代金(億円) 17301.56

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