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日経平均は急反発、600円超高 景気敏感セクターが堅調

[東京 28日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は反発した。寄り付き後まもなく前営業日比400円超上昇し今月11日以来となる2万9000円台を回復、1日を通して強い相場展開となった。前日の米国株式市場で資本財セクターが堅調だったことで、日本株も同セクターなど景気敏感株の上昇が目立った。国内での新型コロナウイルスワクチン接種の進展や外為市場でドル/円が円安に振れていることも支援材料となり、幅広い銘柄が物色された。

東京株式市場で日経平均は反発した。寄り付き後まもなく前営業日比400円超上昇し今月11日以来となる2万9000円台を回復、1日を通して強い相場展開となった。写真は東証、2020年10月撮影(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

TOPIXも反発し前営業日比1.91%高。東証1部の売買代金は3兆1088億5100万円だった。東証33業種中では全業種が上昇。非鉄金属、鉄鋼、機械、海運業、繊維業、陸運業などが値上がり率上位となった。

楽天証券のチーフ・ストラテジスト、窪田真之氏は、このところ売買動向が不安定だった海外投資家が日本の景気敏感株を買い戻していると指摘。「米国は景気過熱懸念があるので、出遅れている日本株は買いやすい」という。

そのほか、警戒されていたMSCI(モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル)の銘柄入れ替えを前日に通過したことや、受け渡しベースではきょうから実質6月となり需給要因が改善したことも、上値を追う要因となったとの声が聞かれた。

個別では、富士石油が東証1部の値上がり率トップ。一時ストップ高となった。旧村上ファンド系のシティインデックスイレブンスが同社株5.03%を取得したと27日に関東財務局に大量保有報告書を提出したことを受け、需給改善に対する思惑買いが入った。

指数寄与度の高い銘柄ではファーストリテイリング、ソフトバンクグループ、東京エレクトロン、ファナックなどがしっかり。4銘柄で日経平均を約200円押し上げた。アドバンテスト、花王、サイバーエージェントはさえなかった。トヨタ自動車は連日の上場来高値更新となった。

東証1部の騰落数は、値上がり1847銘柄に対し、値下がりが315銘柄、変わらずが30銘柄だった。

終値 前日比 寄り付き    安値/高値  

日経平均 29149.41 +600.40 28912.54 28,899.66─29,194.11

TOPIX 1947.44 +36.42 1933.86 1,933.86─1,949.28

東証出来高(万株) 135662.00 東証売買代金(億円) 31088.51

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