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18日の日経平均は大幅反発、3週ぶり3万円台で引け

[東京 18日 ロイター] -

東京株式市場で日経平均は大幅反発し、終値では3週間ぶりに3万円台を回復した。写真は、東証の大画面前の風景。2020年10月2日に撮影。(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

終値 前日比 寄り付き    安値/高値  

日経平均 30216.75 +302.42 30148.48 30041.50─30485.00

TOPIX 2008.51 +24.48 1995.48 1992.54─2011.58

東証出来高(万株) 159934.00 東証売買代金(億円) 33544.87

東京株式市場で日経平均は大幅反発し、終値では3週間ぶりに3万円台を回復した。米国で金融緩和が継続されるとの安心感で朝方から買いが優勢で、一時は570円高まで上昇。その後、日銀が長期金利の変動許容幅を小幅に拡大させるとの報道を受け上げ幅を縮小したが、大台は維持した。TOPIXも堅調で、2000ポイントを回復し連日のバブル後高値更新となった。

米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が前日、テーパリング協議を始める時期ではないとの認識を示したことで、日経平均は寄り付き直後には3万円台を回復した。

午後に入ると日本経済新聞が、日銀が今回の金融政策決定会合で長期金利の誘導策として変動を認める幅をプラスマイナス0.25%程度に若干拡大させる方向だと報道、株価は上げ幅を縮小した。

黒田日銀総裁はこれまで繰り返し長期金利の変動幅を拡大する必要があるとは考えていないと発言しており、市場では「長期金利の上昇を抑制していくんだという安心感が少なからずあった。だが、小幅ではあるが、変動幅を拡大するとの観測報道を受けて、警戒感が広がったようだ」(ソニーフィナンシャルHD・金融市場調査部シニアエコノミスト、渡辺浩志氏)という。

また、報じられたプラスマイナス0.25%程度の幅についても「今後その変動幅が拡大するのではないかという懸念もあり、市場の様子見姿勢が強まったのではないか」(渡辺氏)との指摘もあった。

もっとも、売りが一巡すると日経平均は高値もみあいとなり、3万円を維持して大引けを迎えた。

TOPIXは1.23%高で取引を終了。朝方に一時、取引時間中としては1991年4月以来の高水準となる2011.58ポイントの高値を付けた。東証1部の売買代金は3兆3544億円。東証33業種中、銀行業、証券業、ゴム製品など29業種は値上がり。一方、陸運業、不動産業、その他製品、情報・通信業の4業種は値下がり。

個別では、トヨタ自動車が3%高となり、2月12日に付けた昨年来高値8497円を更新。市場からは「期末接近に伴う機関投資家の決算に絡んだ売りが前倒し的に出ていたが、それが一巡してきた様子がうかがえる。売りが尽きれば、決算内容の良い銘柄を中心に買われることになりそうだ」(国内証券)との声が聞かれた。

その他、四国電力が後場急伸し7%高となった。愛媛県の伊方原発3号機の運転再開の見通しが強まったことで買いが先行した。

東証1部の騰落数は、値上がり1444銘柄に対し、値下がりが654銘柄、変わらずが97銘柄だった。

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