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日経平均は反発、日銀短観を好感 新年度入りで新規資金流入も

[東京 1日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は反発した。前日の米株高や3月調査の日銀短観が予想を上回る内容となったことが好感され、幅広く物色された。きょうから新年度に入り、新規資金の流入で需給環境が改善したことも相場を押し上げた。日経平均は前場に一時400円超高となる場面もあったが、買い一巡後は伸び悩み、様子見姿勢が強まった。

東京株式市場で日経平均は反発した。前日の米株高や3月調査の日銀短観が予想を上回る内容となったことが好感され、幅広く物色された。写真は、東証内の大型株価ボード画面。2020年10月2日に撮影。(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

TOPIXは0.19%高で取引を終了。東証1部の売買代金は2兆7186億円。東証33業種中、精密機器、保険業、電気機器、その他製品など11業種は値上がり。一方、鉄鋼、空運業、電気・ガス業、ゴム製品など22業種は値下がりした。

寄り付き前に発表された3月日銀短観では、大企業・製造業の業況判断指数(DI)はプラス5、非製造業はマイナス1となり、ともに3期連続で改善。市場予想を上回る内容だったことが好感され、日経平均は前場中ごろに騰勢が強まり、400円超高となった。

大企業・製造業の中でも、「はん用機械や生産用機械の先行きはさらに改善が見込まれ、設備投資に関連する銘柄は堅調な動きが続くのではないか」(国内証券)との声が聞かれた。

また、新年度が始まり、新規資金の流入で需給環境が改善したとの見方も出ている。3月後半は機関投資家などによる売りが優勢となり日経平均は伸び悩んだが、4月に入り「配当を再投資する動きも出ているようだ。きょう、明日にかけてはこうした買いの動きが続くのではないか」(岡三オンライン証券・チーフストラテジスト、伊藤嘉洋氏)という。

目先としては、2万9000円台で足場固めの展開が続くとみられており、「4月後半以降は決算発表を手掛かりに個別物色が広がり、日経平均は再び3万円を試す動きになりそうだ」(伊藤氏)との声が聞かれた。

個別では、前日の米国株市場でフィラデルフィア半導体指数(SOX)が前日比2.64%高となったことなどが好感され、東京エレクトロン、アドバンテスト、信越化学工業などが堅調に推移した。

東証1部の騰落数は、値上がり861銘柄に対し、値下がりが1261銘柄、変わらずが64銘柄だった。

終値 前日比 寄り付き    安値/高値  

日経平均 29388.87 +210.07 29441.91 29,318.82─29,585.46

TOPIX 1957.64 +3.64 1971.78 1,953.83─1,974.20

東証出来高(万株) 124597.00 東証売買代金(億円) 27186.41

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