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8日の日経平均は続落、戻り売り警戒し上値重く

[東京 8日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は続落した。前週末に米株が上昇し支援材料になったものの、心理的節目に近づく中、戻り売りへの警戒感から上値は重く見送り商状となり、安値で引けた。

東京株式市場で日経平均は続落した。写真は、東証内の株価ボード。2020年10月2日に撮影。(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

日経平均は高く寄り付いたが、その後はマイナス圏に沈み、軟調な動きが続いた。時間外取引で米株指数先物がさえなかったほか、日経平均が心理的節目の3万円に近づく中、戻り売りも警戒された。中国恒大集団の子会社が発行した米ドル建て債で、一部の債券保有者が6日に期限を迎えた利払いをアジア時間8日午前までに受け取れていないことが分かったと伝わったことも警戒された。 決算銘柄への物色は継続した。純利益予想を下方修正したホンダや大林組が売られた半面、好決算を発表したオリンパスは大幅高となった。

リオープン(経済再開)銘柄はしっかり。コロナによる死者数が1年3カ月ぶりにゼロとなったことを手掛かりに、ANAホールディングスなどの空運やエイチ・アイ・エスなどの旅行関連といった銘柄群が買われた。

日本株の上値の重さについて市場では「供給制約などのリスク要因を背景に、買い方が慎重になっている面がある」(りそなアセットマネジメントの戸田浩司ファンドマネージャー)との指摘が聞かれる。ただ、総じて決算は良好との見方は根強く、不透明要因の解消につれ「株価の見直しも進むだろう。基本的に上方向で見ていていいのではないか」(戸田氏)との見方が出ていた。

TOPIXは0.30%安で取引を終了した。東証1部の売買代金は2兆8264億6500万円だった。東証33業種では、鉄鋼、水産・農林業、建設業など16業種が下げた一方、空運業、海運業など17業種げ値上がりした。 ソニーグループは年初来高値を更新した後に値を消し、キーエンスや塩野義製薬などもさえなかった。一方、日本郵船など海運株は堅調だった。

東証1部の騰落数は、値上がり804銘柄に対し、値下がりが1276銘柄、変わらずが103銘柄だった。

終値 前日比 寄り付き    安値/高値  

日経平均 29507.05 -104.52 29735.45 29,507.05─29,735.45

TOPIX 2035.22 -6.20 2048.99 2,034.80─2,049.18

東証出来高(万株) 123179.00 東証売買代金(億円) 28264.65

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