[東京 2日 ロイター] - 寄り付きの東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比12円73銭安の2万1441円57銭となり、反落して始まった。海外投資家が休暇中で市場参加者が少ない中、直近上昇の反動で利益確定売りが先行した。安寄り後は月初の買いや新年度相場への期待などでプラスに転じている。
日銀が2日発表した3月全国企業短期経済観測調査(短観)よると、大企業・製造業の業況判断DI(良い─悪い)はプラス24となり、前回の昨年12月調査から2ポイント悪化した。悪化は8四半期ぶり。株式市場へのネガティブな影響はみられない。