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日経平均は反発、日銀ETF買い期待が下支え要因に

 3月23日、前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比80円63銭高の1万6633円46銭となり、反発した。写真は2018年10月、東京証券取引所で撮影(2020年 ロイター/Issei Kato)

[東京 23日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比80円63銭高の1万6633円46銭となり、反発した。時間外取引で米株先物が軟化したほか、アジア株式市場も波乱商状となる中で、買い戻す動きが活発化し底堅く推移した。引き続き環境は厳しいものの、日銀のETF(上場投資信託)買いに対する期待も下支え要因になっているという。

新型コロナウイルスの影響はとどまるところを知らず、世界各国では外出禁止令を実施する国が増えたほか、東京オリンピック・パラリンピックの延期も現実味を帯び始めるなど、以前として警戒感が強い。これらを背景に、米株先物が時間外取引で急落して始まったものの、日本株は粘りを示している。

前週末に日銀のETF買いが過去最大となる総額2016億円買い入れたと発表したことで、市場では「さすがに日銀が本腰を入れてETFを買うとなると、投機筋は売り込めなくなり、買い戻しが活発化したようだ」(東洋証券・ストラテジストの大塚竜太氏)との声が聞かれる。

さらに「個別では売られ過ぎと思われていた銘柄に買いが入っている。底入れのタイミングにきたというムードもあるようだ」(ネット系証券)との指摘もあった。TOPIXは0.11%安で午前の取引を終了した。東証1部の売買代金は1兆8345億2200万円。東証33業種では、値上がりは医薬品など10業種だった。

個別では、トヨタ自動車7203.T、ソニー6758.Tなど主力の輸出関連株が総じてさえない一方、武田薬品4502.Tなど薬品株に高い銘柄が目立っている。指数寄与度の大きいファーストリテイリング9983.T、ソフトバンクグループ9984.Tなども堅調だった。東証1部の騰落数は、値上がりが876銘柄に対し、値下がりが1230銘柄、変わらずが60銘柄だった。

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