May 22, 2020 / 3:33 AM / 13 days ago

日経平均は続落、週末のポジション調整で値を消す

[東京 22日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比90円20銭安の2万0462円11銭となり続落した。取引時間中に出てきた、日銀臨時政策決定会合や中国全人代で20年度GDP目標が示されなかったことなどの材料に対して反応薄で、朝高の後は週末のポジション調整から値を消す展開となった。

 5月22日、前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比90円20銭安の2万0462円11銭となり続落した。写真は東京証券取引所で2018年10月撮影(2020年 ロイター/ )

21日の米国株式市場は、米中間の緊張が再び高まり両国の通商合意の先行きが危ぶまれていることを背景に反落。トランプ米大統領はこの日、中国政府が香港での国家分裂行為やテロ活動、外国勢力による介入などを禁じる国家安全法を導入すれば、米国は「極めて強硬に」対応すると述べた。

一方、前場中盤に日銀臨時政策決定会合で金融政策を現状維持を決定とのアナウンスがあったが、サプライズではなかったため市場の反応は薄かった。一方、中国の李克強首相は22日開幕した全国人民代表大会(全人代、国会に相当)で行った政治活動報告で、2020年の国内総生産(GDP)目標に言及しなかったものの、これも株価に大きなインパクトを与えなかった。

市場では「中国の治安維持法を受けて香港株が下落したことが嫌気されたが、相場を大きく崩すまでには至っていない。開催中の全人代で好材料が出る可能性があるために売り込みにくい中、週末のポジション調整で下げた格好だ」(東海東京調査センター・シニアストラテジストの中村貴司氏)との声が聞かれた。 TOPIXは0.50%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は8965億8700万円と商いは膨らんでいない。東証33業種では、上昇したのは空運業など4業種にとどまった。個別では、トヨタ自動車(7203.T)、ホンダ(7267.T)、キヤノン(7751.T)など主力輸出関連株はさえないが、ソフトバンクグループ(9984.T)はしっかり。マザーズ市場でアンジェス(4563.T)が活況となり堅調だった。

東証1部の騰落数は、値上がりが672銘柄に対し、値下がりが1405銘柄、変わらずが88銘柄

だった。

日経平均はもみあい。前日比小幅安の水準で推移している。立ち会い中に、日銀臨時政策決定会合で金融政策を現状維持を決定とのアナウンスがあったほか、中国が2020年の国内総生産(GDP)目標の設定に中国首相が言及しなかったことが伝えられたが、いずれも株価に大きなインパクトを与えていない。

市場では「日銀臨時政策決定会合は、現状維持とのことで反応薄。商いが細り気味となる中で個別物色に終始している」(国内証券)との声が出ていた。

寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比31円64銭高の2万0583円95銭となり、小反発してスタート。前日の米国株式市場は安かったものの、時間外取引で米株先物が堅調な動きに連れ高した。その後は上値を追わず、もみあいとなっている。

市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車(7203.T)、ホンダ(7267.T)が買い優勢となる一方、キヤノン(7751.T)、ソニー(6758.T)は売り買いきっ抗となるなど、主力輸出関連株が売り買いまちまち。指数寄与度の大きいファーストリテイリング(9983.T)、ファナック(6954.T)は売り優勢となっている。

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