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午前の日経平均は大幅続伸、2月21日以来の2万3500円乗せ

 9月3日 午前の東京株式市場で、日経平均は前営業日比313円86銭高の2万3561円01銭となり、大幅続伸した。写真は2018年10月、東京で撮影(2020年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 3日 ロイター] - 3日午前の東京株式市場で、日経平均は前営業日比313円86銭高の2万3561円01銭となり、大幅続伸した。取引時間中に2万3500円台となるのは、コロナショック直前の2月21日以来。前日の米国株式市場の上昇を好感して、出遅れ銘柄を中心に幅広く物色されている。ドル建ての日経平均は、90年以来の高値水準となった。

2日の米国株式市場はS&P総合500種.SPXが続伸し、最高値を更新した。上昇は過去10営業日で9回目。ディフェンシブ銘柄やバリュー株が上昇を主導した。ナスダック総合.IXICも最高値を更新、コロナ危機前の水準を約23%上回った。ダウ工業株30種.DJIも2月に付けた最高値に迫った。

これを受けて日本株も朝方から堅調に推移した。いったん小緩む場面があったものの、投資家の物色意欲は旺盛で、前引けにかけて買い直された。物色面では、米国株式市場の動向を映し出遅れ銘柄に流れが波及。「米国の動きそのまま、きょうの日本株の上昇は出遅れ株、割安株が主導した格好だ。出遅れている景気敏感株が上昇すれば全体も上がる」(野村証券・エクイティ・マーケットストラテジストの澤田麻希氏)という。

一方、ドル建ての日経平均は90年の高値水準まで上昇してきたが、市場では「これによって、海外勢のうちニューマネーについては、日本株に持たざるリスクを感じることになる可能性もある」(国内証券)との声も出ていた。

TOPIXは0.88%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は9856億9000万円とやや細っている。東証33業種では、非鉄金属、証券業、その他製品などの上昇が目立ち、値下がりしたのは水産・農林業と石油・石炭製品だけだった。

個別では、東京エレクトロン8035.T、信越化学工業4063.Tなど半導体関連株が堅調、任天堂7974.Tは12年ぶりに6万円台に乗せた。指数寄与度が大きいファーストリテイリング9983.Tも大幅上昇となったほか、福島銀行8562.Tなど地方銀行株に買われる銘柄が目立った。半面、ソフトバンクグループ9984.Tが小甘い。

東証1部の騰落数は、値上がりが1493銘柄、値下がりが565銘柄、変わらずが113銘柄だった。

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