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前場の日経平均は小反発、米雇用統計控え様子見ムード

2日、前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比34円50銭高の2万3219円62銭と、小幅に反発した。写真は都内で撮影(2020年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 2日 ロイター] -

前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比34円50銭高の2万3219円62銭となり、小幅に反発した。前日の米国株式市場での堅調な動きを好感してプラス圏でのスタートとなったが、時間外取引で米株先物が軟化したことを受け、上げ幅を縮小。米雇用統計の発表を控えていることもあり、様子見ムードが強まった。個別では、1日発生した東証での売買全面停止を受け、富士通6702.Tと日本取引所グループ8697.Tが軟調に推移した。

1日の米国株市場では主要3指数が続伸。アマゾン・ドット・コム、マイクロソフト、アップルが上昇し、ナスダックとS&P総合500押し上げに寄与した。米国の新型コロナウイルスの追加経済対策の合意期待なども相場を支えた。

日経平均は上昇してスタートした後も上げ幅を拡大し、180円46銭高となったが、その後は時間外取引での米株先物の軟化に伴い上げ幅を縮小。1日は東証の売買システムの不具合で全銘柄が終日売買停止となったが、影響は引きずることなくプラス圏での推移となった。

TOPIXは0.03%安で午前の取引を終了した。東証1部の売買代金は1兆2139億4200万円。東証33業種では、医薬品、電気・ガス業、陸運業などの14業種が値下がり。半面、海運業、銀行業、不動産業などの19業種は値上がりした。

市場では「きのうは市場参加者が取引機会を失ったことを受け、きょうの相場は商いが膨らむ場面も見られたが、取引一巡後は米雇用統計の発表を控えて様子見ムードとなっている。後場も米株先物の動向を横目に推移するだろう」(運用会社)との声が出ていた。

個別では、富士通6702.Tが2.2%安。1日発生した東証の売買システムの不具合で、故障した機器が富士通製だったことが嫌気された。寄り付きは上昇してスタートしたが、その後マイナス転落し、下げ幅を拡大。市場では「富士通は通信インフラを担い、5G関連銘柄の本命の一角という位置付けでもある。システムのバックアップが機能しなかったことが痛い」(国内証券)との声が出ていた。日本取引所グループ8697.Tは1.63%安となった。

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