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午前の日経平均は反発、米株上昇と円安好感 後半伸び悩む

 3月8日 午前の東京株式市場で日経平均は前営業日比61円71銭高の2万8926円03銭となり、反発した。写真は東京証券取引所。2020年10月、東京で撮影(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 8日 ロイター] - 8日午前の東京株式市場で、日経平均は前営業日比61円71銭高の2万8926円03銭となり、反発した。前週末の米株上昇や円安を好感して買い先行で始まったものの、時間外取引で米株先物が軟化するにつれ、前場後半から全体は伸び悩んだ。

5日の米国株式市場は荒い値動きの中、大幅に反発した。ナスダック総合は約1.5%高。主要3指数はともに序盤の下落から切り返して上昇した。米労働省が5日発表した2月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比37万9000人増と、市場予想の18万2000人増を上回る伸びとなった。

一方、外為市場ではドル/円が108円台と円安基調にあり、米株高とともに好感される材料となっている。日本株は朝方から景気敏感株を中心に幅広く物色された。ただ、買い一巡後に伸び悩み、日経平均は徐々に値を消す展開に。「時間外取引で米株先物が軟化したことが気にされている」(国内証券)という。

市場では「週末にメジャーSQ(特別清算指数)算出を控えている一方、来週のFOMC(連邦公開市場委員会)に関心が集まっている。米長期金利の動向に一喜一憂する状況が続くのではないか」(野村証券・投資情報部投資情報二課課長代理の神谷和男氏)との声も聞かれた。

TOPIXは0.46%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆4660億2900万円だった。東証33業種では、鉱業、鉄鋼、石油・石炭製品などが上昇し、値下がりはその他製品など6業種にとどまっている。

個別では、トヨタ自動車など主力輸出関連株に堅調な銘柄が目立つほか、日本製鉄など景気敏感株がしっかり。半面、指数寄与度が大きいファーストリテイリングが朝高の後は売られた。

東証1部の騰落数は、値上がりが1341銘柄、値下がりが736銘柄、変わらずが117銘柄だった。

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