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前場の日経平均は反発、大幅続落の反動 景気敏感株が堅調

 3月25日、前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比303円75銭高の2万8709円27銭となり反発した。都内で2月撮影(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 25日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比303円75銭高の2万8709円27銭となり、反発した。前日の米国株は下落したものの、日本株は短期間で大幅に下げた反動から自律反発の色合いが強くなり、景気敏感株を中心に押し目買いが入った。

また、前日に日銀が通常のETF(上場投資信託)を前回の購入額から200億円多い701億円買い入れたことも支援材料になっているとの見方が出ていた。

TOPIXは1.33%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆3526億円だった。東証33業種中、その他製品、情報・通信業以外の31業種は値上がり。鉱業、非鉄金属、鉄鋼、ゴム製品などが値上がり率上位に入った。

市場からは、今週に入って下落が目立ったセクターがしっかり反発しているとの声が聞かれ、「米長期金利の動向が落ち着きつつあり、買い安心感につながっているのではないか」(東海東京調査センターのシニアエクイティマーケットアナリスト・仙石誠氏)という。

また、24日の東京株式市場で、日銀が通常のETFを701億円買い入れ、前回の購入(22日、501億円)から増額されたことも支援材料となっている。マーケットの動向次第では日銀が積極的にETFを買い入れるとの見方から、「投資家にとっても追い風になっているようだ」(仙石氏)との指摘が聞かれた。

個別では、調整一巡後の押し目買いが入り、キーエンスが3.6%高となった。日本郵船、商船三井、川崎汽船など海運株が堅調。直近の急な下げによる突っ込み警戒感から買い直す動きが出ているほか、「スエズ運河で起きた座礁事故の影響によって、市況が上昇するとの思惑が生じている」(国内証券)という。

上場2日目のシキノハイテックは公開価格の3.13倍の1221円で初値を形成した後1344円まで上値を伸ばし、1316円で午前の取引を終えた。

東証1部の騰落数は、値上がり1828銘柄に対し、値下がりが310銘柄、変わらずが54銘柄だった。

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