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午前の日経平均は続伸、円安やアジア株高が支え リバウンドが継続との声も

11日午前の東京株式市場で、日経平均は前営業日比440円01銭高の2万8488円95銭と3日続伸した。写真は東京証券取引所で撮影(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 11日 ロイター] - 11日午前の東京株式市場で、日経平均は前営業日比440円01銭高の2万8488円95銭と3日続伸した。朝方は前週末の米株安を嫌気する形で反落スタートとなったが、その後はプラス圏に浮上した。市場では、アジア株高や為替の円安を指摘する見方があったほか、「リバウンド局面は継続している」(国内証券)との声も聞かれた。

前週末8日の米国株式市場では、主要3指数が下落した。9月の米雇用統計は失望を誘う内容となった。ただ、米連邦準備理事会(FRB)が年内に量的緩和の縮小(テーパリング)を開始するという観測に変化はないとの見方が優勢で、米長期金利は上昇した。

日経平均はマイナス圏でのスタートとなったが、その後急速に巻き返し、一時532円42銭高の2万8581円36銭で高値を付けた。為替のドル/円が一時112.45円と、2018年12月以来の高値を付けたことや、香港ハンセン、上海総合指数などのアジア株がプラス圏での推移となったことが支援材料となった。

市場では、「日経平均は先週6日までに2700円以上下落したため、リバウンドがまだ続いている。これからは総選挙や企業決算を意識した動きとなるのではないか。ここからが正念場」(国内証券)との声が聞かれた。

TOPIXは1.41%高の1989.51ポイントで午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆4743億8300万円。東証33業種では、電気・ガス業、パルプ・紙を除く31業種が値上がり。空運業、鉱業、輸送用機器、ガラス・土石製品、海運業などは値上がり率上位となった。

個別では、安川電機が0.39%安。朝方は一時4%超安となったが、その後戻り歩調をたどった。同社は8日に今期2回目となる業績予想の上方修正を発表したが、「マーケットはもう少し上の数字を期待していたようだ」(国内証券)との声が聞かれた。

そのほか、ファーストリテイリング、ソフトバンクグループ、リクルートホールディングス、ファナックなど日経平均の値がさ株がしっかり。KDDI、資生堂などは売られた。

東証1部の騰落数は、値上がり1670銘柄に対し、値下がりが420銘柄、変わらずが87銘柄だった。

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