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午前の日経平均は反発、米株高を好感 FOMCは無難に通過

午前の東京株式市場で、日経平均は前営業日比271円57銭高の2万9792円47銭となり、反発した。写真は2020年10月、東京証券取引所で撮影(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 4日 ロイター] - 午前の東京株式市場で、日経平均は前営業日比271円57銭高の2万9792円47銭となり、反発した。米連邦公開市場委員会(FOMC)を無難に通過し、米株高となったことを背景に朝方に高く始まった。ただ、買い一巡後は、トヨタ自動車の決算を前に様子見が強まり、上値追いに慎重となった。

3日の米国株式市場は主要株価3指数が上昇し、最高値を更新した。米連邦準備理事会(FRB)が開催したFOMCで予想通り、テーパリング(量的緩和の縮小)を月内に開始すると決定した。S&P総合500種とナスダック総合は5営業日連続、ダウ工業株30種は4営業日連続で、終値での最高値を更新した。

東京市場で日経平均は、上昇して始まった。市場では、衆院選とFOMC、企業決算が様子見の口実とされてきたが、このうち衆院選とFOMCを無難に通過し、目先の不透明感が和らいだ。米フィラデルフィア半導体指数(SOX指数)が上昇する中、東京エレクトロンなどの半導体関連株や電子部品株が堅調となり、指数の押し上げに寄与した。

もっとも、日経平均は朝方の上昇後、利益確定売りに押されて徐々に上げ幅を縮めた。午後にトヨタ自動車の決算を控え、上値追いに慎重になった。

今週で主要企業の決算は山場を越える。市場では「企業業績は、トータルで上方修正や増益の企業が多い。日本株は割安感があるため、米国株に徐々にキャッチアップしていく動きになっていくのではないか」(しんきんアセットマネジメント投信の藤原直樹運用本部長)との見方が出ていた。

TOPIXは0.87%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆7287億3500万円だった。東証33業種では27業種が上昇し、上昇率上位には海運業、繊維業、電気機器などが並んだ。下落したのは鉱業やその他製品、水産・農林業など6業種だった。

個別では、決算を手掛かりにした物色もみられた。日本製鉄が通期の連結事業利益の上方修正を発表して買われた。一方、通期最終利益予想の下方修正を発表したコニカミノルタは売られた。ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の生産が計画を下回ると一部で報じられた任天堂も安かった。

東証1部の騰落数は、値上がりが1480銘柄、値下がりが615銘柄、変わらずが87銘柄だった。

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