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午前の日経平均は続伸、好地合い継続 戻り売り厚く伸び悩み

 15日午前の東京株式市場で、日経平均は前営業日比144円64銭高の2万9754円61銭となり、続伸。前週末の米国株式市場が上昇したことが好感されたほか、国内企業の好決算が注目され好地合いが持続した。写真は2020年10月、東京証券取引所で撮影(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 15日 ロイター] -

15日午前の東京株式市場で、日経平均は前営業日比144円64銭高の2万9754円61銭となり、続伸。前週末の米国株式市場が上昇したことが好感されたほか、国内企業の好決算が注目され好地合いが持続した。予想を下回った国内7─9月期GDPは材料視されていないが、日経平均が3万円に近い水準では戻り売りの厚さが意識され、中盤からは伸び悩む展開になった。

前週末12日米国株式市場は上昇。バリュー株よりもグロース株が選好されたほか、アップルやマイクロソフトなどのハイテク大手の買いが膨らんだ。失望感を誘う内容の米経済指標はさほど材料視されなかった。米ミシガン大学が12日発表した11月の消費者信頼感指数(速報値)は66.8と、2011年11月以来の低水準となった。

国内でも朝方に発表された7─9月期実質GDP成長率が2四半期ぶりにマイナスとなったことには反応薄。米株高が支援材料になったほか、通期の業績見通しを上方修正した東京エレクトロンなど好決算の発表が相次いだことも支援材料になり、相場全般が堅調に推移した。

GDPに関しては「市場予想を下回ったものの、株価への影響は限定的だった」(野村証券・ストラテジストの澤田麻希氏)という。また、好調な企業業績が目立ったことにより「日本株の割安修正機運が台頭した」(雨宮総研・代表の雨宮京子氏)との声も聞かれる。

ただ、日経平均は4日に付けた戻り高値2万9880円81銭には届かず、「3万円が戻りの壁として意識されている」(国内証券)とされ、中盤から徐々に値を消す展開を余儀なくされた。

TOPIXは0.39%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆3802億1600万円だった。東証33業種では、パルプ・紙、サービス業など値上がりが8業種、海運業、鉄鋼など値下がりが25業種と値下がりの方が多い。

個別では、東京エレクトロン、レーザーテックがいずれも上場来高値を更新するなど半導体関連株が堅調となったほか、トヨタ自動車も最高値を更新。三井住友フィナンシャルグループも高いが、日本郵船はさえない。

東証1部の騰落数は、値上がりが1027銘柄、値下がりが1013銘柄、変わらずが139銘柄だった。

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