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午前の日経平均は反発、オミクロン株警戒と値ごろ感の綱引きで上下

1日午前の東京株式市場で、日経平均は前営業日比225円86銭高の2万8047円62銭と4日ぶりに反発した。写真は2020年10月、東京で撮影(2021年 ロイター all trading due to system problems, outside a brokerage, amid the COVID-19 pandemic, in Tokyo, Japan October 1, 2020. Picture taken with a slow shutter speed. REUTERS/Issei Kato)

[東京 1日 ロイター] - 1日午前の東京株式市場で、日経平均は前営業日比225円86銭高の2万8047円62銭と4日ぶりに反発した。新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン」への警戒感と、このところの株価急落を受けた値ごろ感の綱引きで、日経平均は前日終値(2万7821円76銭=11月30日)を挟んで上下する展開となった。

11月30日の米国株式市場は、主要株価3指数が軒並み下落して取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が次回の政策会合で大規模な債券買い入れプログラムの縮小加速を検討する可能性を示唆し、オミクロン株を巡り神経質になっている市場がさらに圧迫された。

日経平均は小幅に反発してスタート。間もなくマイナス圏に沈み、一時227円75銭安の2万7594円01銭で安値を付けた。その後は値ごろ感が意識され持ち直し、再びプラス圏に浮上。前引けにかけて上値を伸ばし、284円54銭高の2万8106円30銭まで上昇した。

市場では「オミクロン株にはまだ不透明要素が多く、投資家はまだ評価できていない。(株価は)上にも下にも跳ねそうな、ボラタイルな展開になりやすい」(岡三アセットマネジメントのシニアストラテジスト、前野達志氏)との声が聞かれる。当面はオミクロン株の感染力やワクチンの有効性に関連するニュースに左右される相場展開が続くという。

TOPIXは0.82%高の1944.12ポイントで午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆6521億4200万円だった。東証33業種では、情報・通信業、医薬品、食料品を除く30業種が値上がり。パルプ・紙、海運業、輸送用機器、不動産業、機械などが値上がり率上位となった。

個別では、ファナック、ダイキン工業が4%超高と大幅高となったほか、リクルートホールディングスやトヨタ自動車もしっかり。ソフトバンクグループ、エムスリー、NTTデータはさえなかった。

東証1部の騰落数は、値上がりが1574銘柄(72%)、値下がりが534銘柄(24%)、変わらずが72銘柄(3%)だった。

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