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午前の日経平均は反発、FOMC通過で買い戻し 一時600円超高

午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比367円89銭高の2万6694円05銭と、反発した。写真は東証、2020年10月撮影(2022年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 16日 ロイター] - 午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比367円89銭高の2万6694円05銭と、反発した。市場の関心が高かった米連邦公開市場委員会(FOMC)を通過し、買い戻しが先行した。一時600円超高に上昇したが、心理的節目の2万7000円の手前では利益確定売りに抑えられ、伸び悩んだ。 

日経平均は、急反発でスタートした後も上値を伸ばした。前日までの4営業日で終値ベースで約1900円下落しており、イベントの通過に伴って買い戻しが強まった。

自動車など輸送用機器や機械株といった輸出関連株、ハイテク株、高PER(株価収益率)株など幅広い銘柄で買い戻しが先行。TOPIXグロース株指数と同バリュー株指数はともに堅調だった。 

一方、市場では「ニューロングが入ってる感じはない」(りそなアセットマネジメントの戸田浩司ファンドマネージャー)との見方も聞かれた。一時621円54銭高の2万6947円70銭に上昇したものの、心理的節目の2万7000円手前では利益確定売りや戻り待ちの売りが上値を抑え、伸び悩んだ。

FOMCは0.75%の大幅利上げとなったが、市場では事前に米消費者物価指数(CPI)の強い結果を受けて急速に織り込みが進んでいたこともあって、予想通りの結果と受け止められた。ただ「米国の金融政策や景気の先行き不透明感は晴れておらず、市場のボラティリティも落ち着いていない中では、腰を据えては買えない」(戸田氏)との声も出ていた。

TOPIXは1.26%高の1879.29ポイントで午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は1兆3371億0700万円だった。東証33業種では32業種が値上がりした。値上がり率上位には、水産・農林業や輸送用機器、精密機器などが並んだ。値下がりは海運業の1業種だった。

トヨタ自動車や三菱重工業、ダイキン工業が大幅高となった。ファーストリテイリング、ニコンもしっかり。東京エレクトロンは急反発後、徐々に上げ幅を縮めた。川崎汽船は大幅安となった。 

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1529銘柄(83%)、値下がりは265銘柄(14%)、変わらずは44銘柄(2%)だった。

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