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午前の日経平均は反落、模様眺め 東エレクとSBGが下げ先導

午前の東京株式市場で、日経平均は前営業日比239円89銭安の2万8009円35銭と、反落した。写真は東証、2020年10月撮影(2022年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 9日 ロイター] - 午前の東京株式市場で、日経平均は前営業日比239円89銭安の2万8009円35銭と、反落した。10日発表の米消費者物価指数(CPI)を見極めたいとのムードが強く、模様眺めとなっている。そうした中で、決算の内容が嫌気された東京エレクトロン、ソフトバンクグループが大幅安となり、下げ相場を先導した。

8日の米国株式市場はほぼ変わらずで終了。日本株にとって方向性を示す材料とはならず、市場参加者の関心はCPIに向いている。

米CPIの発表を控え全般的に手掛かり難となる一方、11日が休場となることから日本株は商いが薄く見送りムードが強い状態となった。好決算を発表した銘柄は引き続き物色されているものの、全体を押し上げるまでには至っていない。反対に、指数寄与度が大きい東エレクとソフトバンクGが厳しい下げを演じたことで、日経平均は終始マイナスで推移した。

市場では「米CPI発表後の米長期金利とナスダックの動きを見極めたいとのムードがある中で、きょうはソフトバンクGと東エレクの2銘柄が厳しい下げが目を引いた。日経平均もの下落もほとんどこの2銘柄によるものと言えるのではないか」 (野村証券・投資情報部ストラテジストの神谷和男氏)との声が聞かれる。

また「高校野球開催中の相場は閑散になるというアノマリーそのものの相場。材料以前の問題として参加者が少なく、目先は方向感が定まらないのではないか」(国内証券)という。

TOPIXは0.73%安で午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は1兆5718億1300万円だった。東証33業種では、ゴム製品、輸送用機器、電気機器などが値下がりする一方、鉱業などが高い。

個別では、東京エレクトロン、ソフトバンクグループが下げたほかは、ソニーグループなど主力銘柄に軟調なものが目立つ。半面、INPEXが好決算を材料に上昇、ファーストリテイリングもしっかりだった。

プライム市場の騰落数は、値上がりが555銘柄(30%)に対し、値下がりが1203銘柄(65%)、変わらずが79銘柄(4%)だった。

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