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午前の日経平均は3日続落、週末前の手じまい売り優勢

午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比57円10銭安の2万7604円37銭と、3日続落した。写真は東証、2020年10月撮影(2022年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 2日 ロイター] - 午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比57円10銭安の2万7604円37銭と、3日続落した。寄り付きは反発してスタートしたものの、週末を控えて手じまい売りが優勢になり、軟調な展開となった。米金融引き締めによる景気後退懸念や、中国での新型コロナウイルスの感染再拡大も相場の重しとなっている。

日経平均は朝方、買い戻し先行で反発したが、徐々に値を消してマイナス圏に沈んだ。指数寄与度の大きい半導体関連株や輸出株が値下がりし、相場を押し下げた。日経平均は一時、前営業日比90円安の2万7570円74銭の安値を付けた。一方、内需型のリオープン(経済再開)銘柄はしっかりで、百貨店株の上昇が目立った。

今晩は米国で雇用統計の公表を控え、手掛けにくさも意識されているという。足元のマーケットは、米経済統計で良好な結果が確認されても、米金融引き締め加速懸念につながり、株価が下落する場合が多くなっている。SBIアセットマネジメントの運用部マネジャー・関邦仁氏は「やや市場が敏感に反応し過ぎている面もある」と指摘する一方、「このまま米株が下げ止まらなければ、日経平均は2万7000円を割り込む展開も考えられる」と話した。

ドル/円相場は140円近辺と円安傾向が強まっているが、「中国の新型コロナの感染再拡大や米金融引き締めへの警戒感は強く、円安は株価の下支え程度に過ぎない」(国内証券)との意見が出ていた。

TOPIXは0.49%安の1926.05ポイントで午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は1兆2169億4600万円だった。東証33業種では、保険業、パルプ・紙、海運業など5業種が値上がり。鉱業、石油・石炭製品、鉄鋼など28業種は値下がりした。

個別では、ダイオーズが14%高と堅調。同社はMBO(経営陣が参加する買収)を実施すると1日に発表し、手掛かり材料になった。

エイチ・ツー・オー リテイリング、三越伊勢丹ホールディングスなど百貨店株もしっかりだった。一方、主力のトヨタ自動車、ソニーグループ、ソフトバンクグループはさえない。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが457銘柄(24%)、値下がりが1302銘柄(70%)、変わらずが78銘柄(4%)だった。

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