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午前の日経平均は小幅続伸、好決算銘柄が支え

午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比58円88銭高の2万7646円34銭と小幅に続伸した。写真は東証、2020年10月撮影(2022年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 1日 ロイター] - 午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比58円88銭高の2万7646円34銭と小幅に続伸した。好業績銘柄を中心に買いが入り底堅い展開だったが、節目の2万7500円を上回ったことで上値の重さも意識され、値幅は120円程度にとどまった。

前日の米株市場では主要3指数がそろって下落したものの、日経平均は朝方から小幅高でスタート。値がさ株がしっかりだったほか、決算を手掛かりにした個別物色が活発になった。

日経平均は2万7500円台を回復したことから利益確定売りも出て一時はマイナス圏に沈んだが、すぐにプラス圏に戻った。市場では「昨日の米株安を受けて日本株も軟調に推移するとみていたが、意外と底堅い」(国内証券・ストラテジスト)との声が聞かれた。

市場では、これまで発表された決算を振り返ると「製造業を中心に円安のメリットが出ており、しっかりした印象」(いちよし証券の投資情報部・銘柄情報課課長、及川敬司氏)との声が聞かれる。ドル高などを背景に米主要企業の業績が振るわない中で「日本企業は円安による業績の押し上げ効果があり、相対的に堅調」(前出の国内証券)との指摘もあった。

目先の日経平均についていちよし証券の及川氏は、良好な企業業績を背景にしっかりした展開を見込んでいる。ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を週内に控え、これまでは米金融引き締め鈍化の期待感で株価が上昇してきた分、「12月の利上げに関して米連邦準備理事会(FRB)のタカ派姿勢がみられた場合は、下値リスクに警戒」という。

TOPIXは0.43%高の1937.76ポイントで午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は1兆6276億2400万円だった。東証33業種では、卸売業、食料品、鉄鋼など21業種が値上がり。反面、金属製品、海運業、電気・ガス業など12業種は値下がりした。

個別では、LIXILが10%超安と急反落した。前日に2023年3月期の連結業績予想を大きく下方修正したことが嫌気された。

一方、Jパワーは6%高と堅調。23年3月期の連結純利益予想を上方修正し、好感された。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが881銘柄(48%)、値下がりが862銘柄(46%)、変わらずが92銘柄(5%)だった。

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