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日経平均は小幅続伸、FOMC前の持ち高調整 ソニーGは大幅高

[東京 2日 ロイター] - 午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比7円13銭高の2万7686円05銭と、小幅に続伸した。米株安を嫌気して売りが先行した後は、前日終値を挟んだ一進一退となった。ソニーグループが大幅高になるなど決算を材料にした個別物色がみられたほかは、米連邦公開市場委員会(FOMC)を前にした持ち高調整主体の値動きとなった。

午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比7円13銭高の2万7686円05銭と、小幅に続伸した。写真は東証、2020年10月撮影(2022年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

日経平均は安く始まった後に下げ幅を縮小し、一時プラスを回復した。ただ、FOMCの結果発表を控えている上、あすは国内が休日となることもあり、積極的な上値追いとはならなかった。

東京エレクトロンやアドバンテストなど値がさの半導体関連株や、エムスリーなど高PER(株価収益率)銘柄が軟調だった一方、原油高となる中、鉱業や石油・石炭製品が買われた。

決算による個別物色もみられ、ソニーGやTDKが大幅高となった。日経平均のプラス寄与で1位と2位になり、2銘柄で指数を50円超押し上げた。一方、花王や住友化学は大幅安だった。

市場では今回のFOMCでの0.75%の利上げが有力視されており、12月の利上げに関心が移っている。

足元で12月利上げの市場予想は0.5%と0.75%で拮抗しており「織り込みに偏りはみられず、今回は過度にタカ派なFOMCになるようなサプライズはないのではないか」(しんきんアセットマネジメント投信の藤原直樹運用本部長)との声が聞かれる。利上げペースを緩めるような発言があれば、株高が見込まれるという。

一方、市場の見方が割れているのは、根拠となるデータなどの決め手を欠くことの裏返しでもある。このため「12月FOMCにかけては、ボックス圏での推移が続きそうだ」(藤原氏)という。

TOPIXは0.24%高の1943.23ポイントで午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は1兆6590億9100万円だった。東証33業種では、値上がりは鉱業や鉄鋼、石油・石炭製品など22業種で、値下がりは化学工業や精密機器、電気・ガス業など11業種だった。

日本製鉄が大幅高だったほか、三井物産が年初来高値を更新した。一方、東京電力HLDGが大幅安。トヨタ自動車は小安かった。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが966銘柄(52%)、値下がりは777銘柄(42%)、変わらずは93銘柄(5%)だった。

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