[東京 16日 ロイター] - 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比1円28銭高の2万1804円90銭となり、小反発で始まった。その後マイナス圏に沈む場面もあったが、前日の米株高を支えに再びプラス圏に浮上している。セクター別では、鉱業、保険、石油・石炭などが買われている。半面、ゴム製品、電気・ガス、空運などが軟調。
市場からは「先々の不安はあるので強気にはなれない。一方、出てきた国内企業の決算はどちらかといえば堅調なので売り込むにも売り込めない。米中首脳会談までは方向感が出づらいのではないか」(国内証券)との声も出ていた。