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日経平均は小反発、決算手掛かりに個別物色

[東京 30日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比11円18銭高の2万2408円29銭となり、小反発した。オーバーナイトの米国株市場で主要3指数が揃って上昇した流れを引き継ぎ、高く始まった後、プラス圏でもみあいが続いた。前日に4─6月期の好決算を発表したエムスリー2413.Tが買われる一方、今期業績予想を下方修正した花王4452.Tが売られるなど、決算内容を手掛かりにした個別物色の展開となっている。

 7月30日、前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比11円18銭高の2万2408円29銭となり、小反発した。写真は2019年12月、東京株式市場で撮影(2020年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

決算発表銘柄は、内容の強弱に素直に反応している。市場からは「エムスリーとソフトバンクグループ9984.Tが相場の支えとなっているが、全体的にはフラットで膠着感が強い」(東海東京調査センターのストラテジスト、関邦仁氏)との声が出ていた。

TOPIXは0.21%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は9611億円と1兆円を割り込む薄商いだった。東証33業種は、証券、精密機器、情報・通信など10業種が値上がり。半面、鉱業、電気・ガス、空運など23業種が値下がりした。

個別では、野村ホールディングス8604.Tが急反発。29日に2020年4─6月期連結純利益(米国基準)が、前年同期比2.5倍の1425億円になったと発表したことが好感された。

東証1部の騰落数は、値上がりが695銘柄に対し、値下がりが1355銘柄、変わらずが105銘柄だった。

日経平均は強もちあい。前日に発表された決算が悪かった銘柄は売られているものの、急落したキヤノン7751.Tがこの日は反発するなど、値幅調整の一巡感から押し目買いが流入している。

市場では「決算の内容をストレートに反映する動きとなっている。しばらくその流れは変わらないだろう」(国内証券)との声が聞かれた。

寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比92円13銭高の2万2489円24銭となり、反発してスタート。前日の米国株式市場が堅調だったことが好感された。野村ホールディングス8604.Tが買い気配で始まる一方で、花王4452.Tが売り気配となるなど、発表された決算の内容で物色面で明暗が分かれている。

市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車7203.T、ホンダ7267.Tなどのほか、ソフトバンクグループ9984.T、指数寄与度の大きいファーストリテイリング9983.Tが買い優勢。キヤノン7751.T、ソニー6758.Tは売り買い交錯となっている。

前日に決算を発表した銘柄では、三越伊勢丹ホールディングス3099.Tが若干の売り優勢、ANAホールディングス9202.T、三井住友フィナンシャルグループ8316.Tが売り買い交錯、野村ホールディングス8604.Tが買い優勢となっている。

*内容を追加します

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