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前場の日経平均は反落、材料難続き模様眺めムードが支配

 8月20日、午前の東京株式市場で日経平均は前営業日比161円75銭安の2万2948円86銭となり、反落した。写真は東京証券取引所。2019年12月撮影(2020年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 20日 ロイター] - 20日午前の東京株式市場で、日経平均は前営業日比161円75銭安の2万2948円86銭となり、反落した。引き続き材料難の状態で、全体的に模様眺めムードに支配されている。このところ活況だった小型株もマザーズ指数が6日ぶりに反落、これも投資家心理を悪化させた。前場段階の東証1部の売買代金はこの日も1兆円を下回り、薄商いが続いている。

19日の米国株式市場は、取引時間中にS&P総合500種.SPXとナスダック総合.IXICが過去最高値を更新したものの、不安定な取引の中で下落して終了。米連邦準備理事会(FRB)が公表した7月の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では、新型コロナウイルス流行を受けた景気低迷からの回復について、かなりの先行き不透明感が存在するとの懸念が示された。

外為市場でドル/円相場が106円台まで円安に振れたものの、材料視される雰囲気はなく、東京市場の朝方は米株安を受けて全般は売り優勢で始まった。その後も手掛かり材料がないままさえない展開となり、日経平均は2万3000円を下回る水準で推移。テクニカル面では、12日と13日に空けたマドの下限(2万2847円37銭=12日高値)を割り込むと、弱気に傾斜するとの見方も出ている。

一方、このところ活況だったマザーズ市場でも指数が6日ぶりに反落。「中小型株の活況が投資マインドを冷やさないでいたが、マザーズがこのまま反落したままで推移すると、見送り気分が一段と高まる可能性がある」(国内証券)との声が聞かれた。

薄商いが続いている点については「商いが細ると、ちょっとした悪材料で値を崩しやすい。下値を警戒する必要がある」(野村証券・投資情報部投資情報二課課長代理の神谷和男氏)といった指摘もある。

TOPIXは0.50%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は8512億1600万円と1兆円をこの日も割り込んだ。東証33業種では、不動産業、電気機器、金蔵製品など内需、輸出に関わらず値下がり業種が多く、値上がり業種は空運業など5業種にとどまった。

個別では、トヨタ自動車7203.T、ソニー6758.Tなど主力株に売り優勢の銘柄が目立つほか、ソフトバンクグループ9984.Tもさえない。半面、パナソニック6752.Tがしっかり。小型株では、ジーエヌアイグループ2160.Tが商いを伴って堅調で、マザーズ市場における中心銘柄となった。他方、きょうマザーズ市場に新規上場したニューラルポケット4056.Tは、買い気配のまま値がついていない。

東証1部の騰落数は、値上がりが銘柄604、値下がりが1461銘柄、変わらずが97銘柄だった。

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