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前場の日経平均は6日ぶり反落、模様眺めの中で自律調整

 5月27日、前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比193円16銭安の2万8449円03銭となり、6日ぶりに反落した。都内で2月撮影(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 27日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比193円16銭安の2万8449円03銭となり、6日ぶりの反落となった。明確な方向性を示す材料が見当たらず、模様眺めムードに支配されている。

下値には押し目買いが入るため、自律的な調整の動きという。

26日の米国株式市場は小幅高で終了。最近の米連邦準備理事会(FRB)当局者発言を受け、長期金利が落ち着いて推移した。米株が明確な方向性を示す動きとならなかったほか、日経平均が前日まで5日続伸となっていたことから、自律的な押しが入って終始さえない展開。ただ、下値では押し目買いが入り、売りが一巡した後は下げ渋っている。

引き続き新型コロナウイルスの感染拡大、ワクチン接種の遅れによる経済正常化の先送りなどが株価を抑える要因になっているが、目新しい材料ではない。一方、買い材料も見当たらないことで、株価の方向性が定まらず、見送りムードが強くなっているという。

きょうの終値で、モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル(MSCI)の銘柄入れ皆が行われ、これも模様眺めとなる要因との指摘があるが、これについては「発表されてから時間が経過していて織り込まれているとみられる。波乱が生じても一過性の材料となりそうだ」(野村証券・投資情報部ストラテジストの神谷和男氏)との声が聞かれた。

TOPIXは0.40%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆1534億8100万円と商いは盛り上がりに欠いている。東証33業種では、海運業、鉄鋼、不動産業などの下げが目立ち、値上がりは空運業など5業種にとどまった。

個別では、ソフトバンクグループが軟調となったほか、日本郵船、日本製鉄もさえない。富士通、東京エレクトロンなども値を消した。半面、トヨタ自動車やソニーグループが小幅高となった。

東証1部の騰落数は値上がりが793銘柄、値下がりが1237銘柄、変わらずが149銘柄だった。

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