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午前の日経平均は反落、方向性感じられず 個別物色の動きに

 6月8日 午前の東京株式市場で日経平均は前営業日比31円66銭安の2万8987円58銭となり、反落した。写真は東京証券取引所。2020年10月撮影(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

- 8日午前の東京株式市場で、日経平均は前営業日比31円66銭安の2万8987円58銭となり、反落した。重要イベントや週末にメジャーSQ(特別清算指数)算出を控える中で、明確な方向性が感じられず、続伸した後に軟化する展開。引き続き個別物色の動きとなった。

7日の米国株式市場は方向感を欠く展開となる中、まちまちとなった。ダウ工業株30種が下落する半面、ナスダック総合は上昇。S&P総合500種はほぼ変わらずだった。

日本株は続伸して始まったものの、はっきりした方向感がない中で、前引けにかけて値を消す展開。「今週は5月米消費者物価指数(CPI)、来週は米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、これらを意識せざるを得ない」(野村証券・投資情報部ストラテジストの神谷和男氏)との声もあり、個別物色の動きに終始した。

また「上位にある日経平均の75日移動平均線、2月高値以降の右肩下がりの上値抵抗線が強く意識されている。まとまった海外勢の買いが入らないと、これらを突破するのは難しいのではないか」(東海東京調査センター・シニアストラテジストの中村貴司氏) との指摘もある

TOPIXは0.06%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆0901億3600万円と商いは細り気味。東証33業種では、医薬品、海運業などが上昇し、非鉄金属、パルプ・紙、機械などが値下がりした。

個別では、米国でのアルツハイマー新薬承認が好感されたエーザイが1000万株以上の買い超過でストップ高買い気配となっているほか、日本郵船が連日の年初来高値。半面、トヨタ自動車、レーザーテック、ソフトバンクグループなどがさえない。

東証1部の騰落数は、値上がりが1301銘柄、値下がりが762銘柄、変わらずが126銘柄だった。

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