[東京 11日 ロイター] - <14:09> 日経平均は下げ幅拡大、小売など内需セクターがさえない 日経平均は下げ幅拡大。2万1700円近辺での値動きとなっている。業種別では小 売が下落率トップ。サービス、食料品の下げが目立っている。「『加計学園』を巡る文書 の問題などが浮上し、政治リスクを感じ取る投資家は多いが、直近で買われてきた小売・ 外食株に対し、バリュエーション面での割高感が意識されていることが後場の下げの直接 的な要因だろう」(中堅証券)との声が出ていた。 <13:06> 日経平均は軟調もみあい、短期資金が材料株物色 日経平均は軟調もみあい、2万1700円台で推移している。市場では「短期資金の 材料株物色が目立つ。中長期投資家の待機資金は多いが、動き出す気配はみられない。あ す発表される4月第1週の外国人投資家動向を確認したい」(国内証券)との声が出てい る。 <11:37> 前場の日経平均は反落、シリア情勢の緊迫化を意識 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比43円89銭安の2万1750円 43銭となり、反落した。10日の米国株が米中貿易摩擦の懸念緩和で大幅上昇した流れ を引き継ぎ、朝方は買いが先行したものの、日本株は前日に先取りした材料であり、上昇 の勢いは鈍かった。シリア情勢の緊迫化が意識されると先物主導で下げに転じた。為替が 1ドル107円台と円安気味に推移したことで下値は限定的だった。 TOPIXは前日比0.17%安で午前の取引を終了。東証1部の前場の売買代金は 1兆3045億円だった。セクター別では石油・石炭、鉱業、海運、非鉄金属などが高い 。半面、サービス、小売、食料品などの内需系セクターは軟調だった。市場では「日経平 均が2万2000円に接近すると利益確定売りが増える。トランプ米大統領の言動に左右 される相場であり、レンジを上抜くような動きにはなりにくい」(岡三オンライン証券チ ーフストラテジストの伊藤嘉洋氏)との声が出ていた。 東証1部の騰落数は、値上がり746銘柄に対し、値下がりが1239銘柄、変わら ずが97銘柄だった。 <10:54> 日経平均は小幅安、リバランス中心の動き 日経平均は小幅安。2万1700円台で推移している。石油関連株や非鉄、鉄鋼がし っかり。半面、小売、食料品などは軟調継続。市場では「指数の動きが鈍る中、内需系売 り・外需系買いのリバランスが行われている。業種別でのボラティリティーが高く、短期 筋の回転売買も増えている」(国内証券)との声が出ている。 <10:10> 日経平均は上値重い、地政学リスクを意識 日経平均は上値が重く、前日終値付近で推移している。小売、サービスなどの内需系 が軟調。市場では「先物売りをきっかけに一時下げに転じた。特に悪材料はないが、トラ ンプ米大統領が48時間以内としているシリアへの対応策の決定時期が接近し、地政学リ スクが意識されている」(アスリンク・チーフストラテジストの中島肇氏)という。 <09:08> 寄り付きの日経平均は小幅続伸、上昇の勢いは鈍い 寄り付きの東京株式市場で、日経平均株価は前日比24円77銭高の2万1819円 09銭となり、小幅続伸で始まった。 米中貿易摩擦を巡る懸念が緩和して米株高となった前日の海外時間の流れを引き継い だ。為替も1ドル107円台と円安気味に推移し、相場を支援している。ただ、日本株は 前日に米株高を先取りした面もあって、上昇の勢いは鈍い。寄り付き直後に一時マイナス に転じる場面もあった。 業種別には、鉱業、石油・石炭、海運が高い。非鉄金属、証券もしっかり。半面、水 産・農林、医薬品、食料品などが下げている。 <08:38> 寄り前の板状況、トヨタは買い優勢・ファーストリテは売り優勢 市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 、キヤノン が買い優勢。ホンダ 、ソニー 、パナソニック が売り優勢。 指数寄与度の大きいファーストリテイリング は売り買い拮抗、ファナック<6 954.T>は買い優勢。 メガバンクでは、三菱UFJフィナンシャル・グループ は売り買い拮抗、三 井住友フィナンシャルグループ 、みずほフィナンシャルグループ は買い 優勢となっている。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(トムソン・ロイターEIKON検索ボックスで“IMO ”と入力) (