[東京 1日 ロイター] - <15:31> 日経平均・日足は「小陽線」、短期過熱感を引き続き意識 日経平均・日足は「小陽線」。2月27日に付けた直近の戻り高値(2万2502円 05銭)を上抜けた。2月5日─6日のマド(2万2277円45銭─2万2659円4 3銭)を埋められるかが目先のポイントとなりそうだ。騰落レシオ(東証1部、25日平 均)は前週末の127%台から123%台まで下落したが、短期のRSI(相対力指数) などオシレーター系指標の一部はなお過熱ゾーンにある。株価調整時には5日移動平均線 (2万2357円79銭=同)近辺で下げ渋れるかが注視されそうだ。 <15:23> 新興株市場はさえない、マザーズ売買代金は今年2番目の低水準 新興株式市場は、日経ジャスダック平均が続落。東証マザーズ指数が反落となった。 「IPO(新規株式公開)銘柄がなく盛り上がりに欠いた」(国内証券)との声が出てい た。マザーズの売買代金は今年2番目の低水準だった。個別ではシライ電子工業 、AppBank が大幅高。ミクシィ がしっかり。メディネット<2370. T>、ニッポン高度紙工業 が急落。そーせいグループ が軟調だった。 <14:10> 日経平均は小じっかり、日本企業「今期減益シナリオ」の警戒続く 日経平均は小じっかり。2万2500円台前半で推移している。TOPIXはマイナ ス圏で推移。セクター別では銀行業が下落率トップとなっている。 SMBC日興証券がまとめた4月27日までの3月期企業の決算集計によると、金融 を除く東証1部銘柄(開示率19.9%)の2019年3月期業績予想の増益率は経常ベ ースで2.2%。純損益ベースでは1.1%減の見通しとなっている。26日時点で経常 利益が6.8%増、純利益が7.1%増の見通しだったが、最終損益は一転して減益予想 となった。 27日にはデンソー などトヨタ自動車 を主力とする部品メーカーが 相次いで今期が最終減益となる見通しを発表。ホンダ 、マツダ やソニー も減益予想を開示している。「特にスマートフォン関連の決算はさえないものが 多い。米アップル の決算を受け、アク抜け感が出てくるかが目先のポイント」( 国内証券)との声が出ている。 <13:00> 日経平均は強含み、2月の戻り高値を上回る 後場に入って日経平均は一時強含み、2万2506円70銭に上昇した。2月前半の 急落からの持ち直し局面で2月27日に付けた戻り高値2万2502円05銭が目先の節 目と見られていたが、これを一時上抜けた。「終値でもしっかり上回れるようなら、目先 の上値は軽くなりそう」(国内証券)との見方が聞かれた。 もっとも、連休期間中には米連邦公開市場委員会(FOMC)のほか、米雇用統計な どの重要イベントも控えており「買い急ぐところではない。あまりポジションを膨らませ たくない」(別の国内証券)と慎重な声もあった。 <11:37> 前場の日経平均は小幅続伸、連休の谷間で方向感欠く 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比11円41銭高の2万2479円 28銭となり、小幅続伸した。朝方に小安く寄り付いた後は、前営業日終値付近での推移 が続いた。連休の谷間にあたって参加者は少なかったとみられ、方向感は出なかった。 朝方の日経平均は、前日の米国株安が嫌気され、安く始まった。大型連休の谷間にあ たるほか、きょうのアップル の決算や2日に結果が判明する米連邦公開市場委員 会(FOMC)を控えて、投資家の様子見姿勢がうかがえた。売り一巡後は下げを縮め、 プラス圏に浮上。ソフトバンクグループが朝方の下げから上げに転じ、同社1銘柄で日経 平均を約19円押し上げた。 先週末の27日までに、日経平均構成銘柄のうち3月期決算企業の約3分の1が決算 を発表。市場では、最終損益の予想を発表した企業51社(金融業除く)のうち、34社 が最終増益を予想したとして「日経平均が切り下がるリスクを過度に気にする必要はなさ そうだ。PER(株価収益率)から見た割安感が、引き続き日本株の支えになるだろう」 (三木証券・投資情報部課長の北沢淳氏)との声が出ていた。 TOPIXは0.2%安だった。東証1部の午前中の売買代金は1兆4736億円。 セクター別では鉱業が上昇率トップ。電気・ガス、鉄鋼、石油・石炭製品も上げが目立っ た。一方、銀行、ガラス・土石製品、空運などが下落率上位に入った。 東証1部の騰落数は、値上がり798銘柄に対し、値下がりが1190銘柄、変わら ずが92銘柄だった。 <11:06> 日経平均は横ばい圏、戻り待ちの売りこなし売買代金膨らむ 日経平均は2万2400円台後半で、前営業日終値付近での動きが続いている。市場 では「決算を見ながら個別銘柄を物色する動きが続いているほか、2万2500円を前に して戻り待ちの売りが出やすく、商いが増えているようだ」(国内証券)との声が聞かれ る。11時時点で東証1部の売買代金は約1兆3000億円に膨らんでいる。 <10:35> 日経平均はプラス圏、ソフトバンクが指数の持ち直し支え 日経平均は2万2400円台半ば。反落して寄り付いた後も安値圏での推移が続いて いたが、下げを縮小し、一時プラス圏に浮上した。「ソフトバンクグループ がマ イナス圏から切り返しており、それが指数の持ち直しにつながっている」(国内証券)と の声が出ていた。ソフトバンクグループは前営業日比1.8%高で、日経平均を約17円 押し上げている。 ソフトバンクグループは子会社で米携帯電話4位のスプリントが同3位のTモバイル USと合併することで合意したと4月30日に発表。新会社はソフトバンクグループの持 ち分法適用関連会社となり、子会社から外れる。今後は米連邦通信委員会(FCC)や米 司法省反トラスト局などが承認するかどうかに焦点が移るとみられ、不透明感からいった ん売りが先行したものの、財務改善への思惑も根強く、買い戻しが入ったとみられている 。 <09:08> 寄り付きの日経平均は反落、米国株安を嫌気 寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は、前営業日比14円45銭安の2万245 3円42銭となり、反落して始まった。前日の米国株安が嫌気された。大型連休の谷間で あるほか、2日に結果が判明する米連邦公開市場 委員会(FOMC)や今晩のアップ ル の決算を控えて、様子見姿勢も広がっている。空運、鉄鋼が安く、銀行もさえ ない。半面、鉱業、保険、不動産などはしっかり。 <08:33> 寄り前の板状況、ソニーが売り優勢 市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 、ホンダ 、 キヤノン 、パナソニック などの主力輸出株が売り買い拮抗。ソニー<675 8.T>は売り優勢となっている。指数寄与度の大きいファーストリテイリング 、フ ァナック はやや買い優勢となっている。 メガバンクでは、三菱UFJフィナンシャル・グループ 、三井住友フィナン シャルグループ 、みずほフィナンシャルグループ がいずれも売り買い拮 抗している。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(トムソン・ロイターEIKON検索ボックスで“IMO ”と入力) (