[東京 31日 ロイター] - <10:11> 日経平均はもみ合い、日中の経済指標で強弱が入り混じり 日経平均は2万2100円半ばでもみ合い。日本の鉱工業生産が市場予想に対して弱 い数字だった一方、中国の製造業と非製造業のPMIが強めの数字となり、強弱の材料が 入り混じっている。 「予想より弱い鉱工業生産を踏まえて為替がやや円高に振れ、日本株は冷水を浴びせ られた」(国内証券)との声が聞かれ、日経平均はじりじりと上げ幅を削っていたが、中 国のPMI発表後には次第に持ち直す方向となっている。 経済産業省が31日発表した4月鉱工業生産指数速報は前月比0.3%上昇で3カ月 連続の上昇となったが、ロイターによる事前予測調査の前月比1.2%上昇を下回った。 一方、中国5月製造業PMIは51.9(予想:51.3、前月:51.4)、同じ く非製造業PMIは54.9(前月:54.8)だった。 <09:05> 寄り付きの日経平均は反発、イタリア政局懸念の緩和で買い戻しが 先行 寄り付きの東京株式市場で、日経平均株価は前日比144円88銭高の2万2163 円40銭となり、反発して始まった。 イタリア政局を巡る懸念に緩和の兆しが見られ、米国株が上昇した流れを引き継いだ 。これまで過度に売られてきた分の買い戻しが先行した。寄り付き後は、やや伸び悩んで いる。 業種別には、鉱業や石油・石炭製品が高く、ガラス・土石製品や輸送用機器、精密機 器もしっかり。半面、下げているのは、空運、情報・通信、建設などとなっている。 <08:26> 寄り前の板状況、トヨタなど主力株は買い優勢 市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 、ホンダ 、 キヤノン 、ソニー 、パナソニック はいずれも買い優勢。 指数寄与度の大きいファーストリテイリング 、ファナック は買い優 勢。 メガバンクでは、三菱UFJフィナンシャル・グループ 、三井住友フィナン シャルグループ 、みずほフィナンシャルグループ も買い優勢となってい る。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(トムソン・ロイターEIKON検索ボックスで“IMO ”と入力) (