[東京 4日 ロイター] - <16:34> 日経平均・日足は「中陽線」、25日線上回れず 日経平均・日足は「中陽線」となった。25日移動平均線(2万2553円04銭= 4日)に接近したが上回れなかった。もっとも、25日線自体は上向きで、地合いは悪く ない。日足・一目均衡表の転換線(2万2440円69銭=同)を上抜けた。同基準線( 2万2491円02銭=同)に接近しており、これをしっかり上抜けるようなら上昇に弾 みがつきそうだ。下方向では、2万2300円台半ばを通る26週移動平均線がサポート になる。 <16:01> 新興株市場は軟調、ジャスダック・マザーズともに小幅下落 新興株市場は、日経ジャスダック平均が小幅反落、東証マザーズ指数が小幅続落した 。市場では「東証1部の中低位銘柄で商いができているものもあり、無理に新興株を手が けることはないという向きもいるのだろう」(国内証券)との声が出ていた。 個別銘柄では、システムズ・デザイン などが一時ストップ高。スパンクリー トコーポレーション 、ジェイテックコーポレーション などがストップ高 比例配分となった。 一方、ジーンテクノサイエンス が年初来安値となったほか、岡藤ホールディ ングス や、やまねメディカル が一時ストップ安となった。 <14:25> 日経平均は高値圏を維持、トヨタなど主力株がしっかり 日経平均は2万2500円付近で高値圏を維持している。ドル/円やユーロ/円が底 堅い動きとなっているほか、主要な米株価指数先物が小高く推移しており、日本株を支援 している。 市場では「トヨタ自動車 が朝方からしっかり推移するなど、主力銘柄がそれ なりに強く、地合いは悪くない」(国内証券)と見られているが、目先では2万2500 円台半ばを通る25日移動平均線が意識されやすく「2万2500円を超えると上値が重 くなる感じ」(国内証券)との声が出ていた。 <12:55> 日経平均は後場一段高、1週間ぶりに2万2500円台回復 日経平均は後場一段高。取引時間中としては1週間ぶりに2万2500円台を回復し た。先物主導で上げ幅を拡大した。「メジャーSQ(特別清算指数)週で需給的な波乱が 警戒される局面だが、米雇用統計を受け、ショートカバーが続いている」(中堅証券)と いう。 <11:35> 前場の日経平均は反発、上げ幅一時300円超 米雇用統計後の米株 高で 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比285円66銭高の2万2457 円01銭となり、反発した。前週末の米雇用統計の発表を受け米国株が上昇。為替も円安 方向に振れ、日本株の支援材料となった。上げ幅は一時300円を超え、取引時間中とし ては1週ぶりの高値水準を付けた。 TOPIXは前週末比1.48%高で午前の取引を終了。東証1部の前場の売買代金 は1兆1243億円だった。東証33業種中、31業種が値上がりし、上昇率トップは輸 送用機器。このほか海運、非鉄金属の上げが目立った。半面、鉱業、その他製品は下落し た。 任天堂 が年初来安値を更新した一方、自動車やハイテク関連は総じてしっか り。トヨタ自動車 が3%超、ソニー が2%を超す上昇となったほか、村 田製作所 が年初来高値を更新した。米ナスダック総合指数の大幅高を手掛かりに ハイテク関連は総じて堅調だった。 もっとも前引けにかけてドル/円 の上昇には一服感がみられ、日経平均は2万 2500円を手前に伸び悩む格好となった。2日に閉幕した主要7カ国(G7)財務相・ 中央銀行総裁会議で、米通商政策を巡る対立が改めて浮き彫りとなったことも、リスク要 因として意識されている。 「日米首脳会談は拉致問題などが中心となるとみられるが、保護貿易主義に関連して 今週のG7首脳会議で米国が孤立するようなイメージが広がれば、市場は懸念をもって受 け止める可能性がある」(三井住友アセットマネジメント・シニアストラテジストの市川 雅浩氏)との声が出ていた。 東証1部の騰落数は、値上がり1797銘柄に対し、値下がりが238銘柄、変わら ずが49銘柄だった。 <10:56> 日経平均は上げ幅300円超す、買い戻しの流れが継続 日経平均は上げ幅を拡大。前週末比で一時300円を超す上昇となった。米雇用統計 後の米株高や円安基調を支えとした買いが継続している。「前週に売られた反動が続いて いる印象もある。目先は2万2500円台半ばにある25日移動平均線が意識されやすい 局面だが、日米首脳会談を控え通商関連の悪材料が出てこないかが気がかり」(国内証券 )との声が出ていた。 <10:09> 日経平均は堅調、ハイテク関連株買われる 日経平均は堅調。2万2400円台で推移している。前週末の米ナスダック総合<.IX IC>が1.5%高となったことを背景に、国内ハイテク株に買いが入っている。TDK<67 62.T>がしっかり。村田製作所 は年初来高値を更新した。 市場では「米雇用統計が良好な結果となり米10年債利回りは上昇したが、目先のと ころ3%を超えてさらに上伸する感じではない。短期的に金利面での株式市場への影響は 限られそうだが、来週のFOMC(米連邦公開市場委員会)までは様子見ムードも強まり そう」(銀行系投信)との声が出ていた。 <09:12> 寄り付きの日経平均は反発、米雇用統計後の米株高・円安を好感 寄り付きの東京株式市場で、日経平均株価は前日比193円74銭高の2万2365 円09銭となり、反発して始まった。1日発表の5月米雇用統計が良好な内容だったこと で、前週末の米国株が上昇。為替は1ドル109円台後半まで円安方向に振れている。こ れを好感し自動車、電機など輸出株中心に買いが先行している。寄り後に上げ幅は200 円を超えた。業種別では、ガラス・土石、パルプ・紙が高く、卸売、非鉄金属も買われて いる。半面、鉱業、その他製品はさえない。 <08:35> 寄り前の板状況、主力輸出株はまちまち 市場関係者によると、寄り前の板状況は、主力輸出株でトヨタ自動車 がやや 売り優勢、パナソニック が売り買い拮抗、ホンダ 、キヤノン 、 ソニー は買い優勢とまちまち。指数寄与度の大きいファーストリテイリング<998 3.T>は売り買い拮抗。ファナック はやや売り優勢となっている。 メガバンクでは、三菱UFJフィナンシャル・グループ 、みずほフィナンシ ャルグループ が売り買い拮抗。三井住友フィナンシャルグループ は売り 優勢となっている。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(トムソン・ロイターEIKON検索ボックスで“IMO ”と入力) (