[東京 19日 ロイター] - <15:23> 新興株市場は軟調、直近IPO銘柄に関心集まる 新興株市場は軟調。日経ジャスダック指数は3日ぶり反落、東証マザーズ指数は反落となった。市場か らは「個別に材料性のある株が物色されているが、多くの関心はIPO銘柄に向き、他の銘柄に届いていな い印象」(国内証券)との声が出ていた。 個別銘柄では、リンク 、リックソフト が上場来高値更新。UTグループ 、プ ロトコーポレーション なども買われた。半面、直近上場の共栄セキュリティーサービス は 売られた。 マザーズ市場に新規上場したコプロ・ホールディングス は公開価格を14.6%上回る239 5円で初値を形成。一時2438円まで上値を伸ばしたが、その後は利益確定売りに押された。同じくマザ ーズ市場に新規上場したミンカブ・ジ・インフォノイド は公開価格を33.3%上回る1400円 で初値をつけた。 <14:03> 日経平均は小幅安、VI指数は6カ月ぶり低水準 日経平均は小幅安。日本独自の材料が見当たらず、午後は2万1500円台半ばでもみあいが続いてい る。投資家の不安心理を示すとされる日経ボラティリティー指数は15ポイント台で、昨年9月5日以来6 カ月超ぶりの低水準。市場からは「現値は2万1000─2万2000円のレンジのちょうど真ん中あたり で居心地がいい。このまま米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めたいという向きも多い」(国 内証券)との声が出ていた。 <11:36> 前場の日経平均は反落、利益確定売り先行 上海株高で下げ渋る 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比56円12銭安の2万1528円38銭となり、3日ぶ りに反落した。外部環境面で大きな変化がない中、連騰の反動で利益確定売りが先行。国内勢から期末のポ ジション調整売りなども出て、下げ幅は一時150円を超えたが、上海株がしっかりで始まると下げ渋った 。小幅ながらプラス圏に浮上する場面もあったが、米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて様子見姿勢 も強く、戻し切れない展開だった。 TOPIXは0.30%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は9204億円だった。業種別で は、小売、電気・ガス、精密機器、サービスなどが安い。半面、保険、パルプ・紙、その他金融などは堅調 だった。市場では「材料株やテーマ株の短期売買が中心で全体観でのポジションは取りにくい。政治的なス ケジュールを考えると6月の20カ国・地域(G20)首脳会議まで方向感が出ない可能性もある」(KH アセットアドバイザー・チーフストラテジストの中島肇氏)との見方があった。 東証1部の騰落数は、値上がり531銘柄に対し、値下がりが1522銘柄、変わらずが82銘柄だっ た。 <10:40> 日経平均は下げ幅縮小、国内勢の売りが一巡 日経平均は下げ幅縮小。2万1500円台後半で推移している。一時プラス圏に浮上した。上海総合指 数 は小幅高。市場では「寄り後に国内勢から期末のポジション調整売りが出たものの、外部環境が 落ち着いているため、追随する売り手は少ない。FOMCの結果をみるまで動きにくい」(国内証券)との 声が出ている。 <09:12> 寄り付きの日経平均は反落、利益確定売りが先行 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比26円07銭安の2万1558円43銭となり、反 落で始まっている。外部環境面で大きな変化がない中、日本株は連騰の反動で利益確定売りが先行した。米 連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて様子見姿勢も強い。寄り後に下げ幅は100円を超えている。精 密、その他製品、小売などが安い。半面、保険、ゴム製品はしっかり。 <08:30> 寄り前の板状況、主力輸出株は売り買い拮抗 市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 、ホンダ 、キヤノン 、パナソニック などの主力輸出株が売り買い拮抗。ソニー は買い優勢となっている。指数 寄与度の大きいファーストリテイリング は買い優勢、ファナック は売り買い拮抗している 。 メガバンクでは、三菱UFJフィナンシャル・グループ 、三井住友フィナンシャルグループ<8 316.T>、みずほフィナンシャルグループ がいずれも売り買い拮抗している。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(トムソン・ロイターEIKON検索ボックスで“IMO”と入力) (
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