[東京 3日 ロイター] - <15:50> 日経平均・日足は「小陽線」、2万0700円台の重さを意識 日経平均・日足はほぼ「小陽線」。寄り付きがほぼ坊主で、短い上ヒゲを伴った今回の足は、それ単独 では方向性を感じさせない。ただ、上値・下値をいずれも切り下げ、短期的に右肩下がりの形状となったの は気になるところで、2万0700円台は重いと意識される状況となっている。 このまま下押した場合、8月9日の高値2万0782円06銭が上値の抵抗線として強力なものとなる ため、買い方にとってはここが踏ん張りどころと言えそうだ。一方、8月29日と30日に空けたマド(下 限値は29日高値2万0520円68銭)を埋め切ってしまった場合は、戻りの波動が仕切り直しとなり、 調整局面が長引くとみられる。 <15:20> 新興株式市場はしっかり、マザーズの売買代金は今年最低 新興株市場はしっかり。日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数はともに続伸した。ただ、商いは乏 しい状態が続いており、マザーズ市場の売買代金は554憶4200万円と8月7日の581億0700万 円を下回り、今年に入ってからの最低を記録した。ジャスダック市場の売買代金も247億9800万円と 低調で、市場では「動きは堅調でも、個人投資家のマインドも回復したとは言えない」(国内証券)との声 も出ている。 マザーズ市場では、サマンサタバサジャパンリミテッド が一時ストップ高となったほか、弁護 士ドットコム 、ロゼッタ などが堅調。半面、サンバイオ が反落し、そーせいグル ープ もさえない。 ジャスダック市場では、ワークマン が連日の年初来高値更新となったほか、ニックス がストップ高に買われたが、セルシード は急反落した。 <14:25> 日経平均は小動き、後場の上下振れ幅わずか38円99銭 日経平均は小動き。底堅く推移しているものの、連休明けの米国株式市場の動向を見極めたいといった ムードが強く、方向性が感じられない。後場終盤にもかかわらず、午後2時25分現在、東証1部の売買代 金は1兆円に達しておらず、後場に入ってからの日経平均は上下の振れ幅がわずか38円99銭にとどまっ ている。 市場では「年初来で売買代金が最低を記録した昨日よりも、さらに参加者の動きが鈍っている様子だ。 個人から大口の海外勢まで、一様に見送り姿勢となっている」(岡地証券・投資情報室長の森裕恭氏)との 声も出ていた。 <11:43> 前場の日経平均は小反発、円安が支え 割安感に着目した買いも 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比14円29銭高の2万0634円48銭となり、小 反発した。米中貿易摩擦の長期化への懸念から安く始まったが、ドル/円がやや円安に振れたことやアジア 株が下げ渋ったことなどが支援材料となり、プラス圏に浮上した。市場からは、日本株の割安感に着目した 買いが入っているとの声も出ていた。 朝方は、中国が米国の対中関税第4弾発動について世界貿易機関(WTO)に提訴したことや、米中が 9月の通商協議の日程調整に難航しているというブルームバーグ報道などが、米中対立の長期化に対する懸 念につながった。 米国株先物がマイナス圏で推移し休場明けの米国株市場の調整も警戒されているが、ドル/円が朝方の 安値106.17円から106.30円台にじり高となったことや、上海総合指数や香港ハンセン指数など が比較的落ち着いた動きになったことなどが日本株の下支えとなった。 市場では「意外に強い印象。(日経平均)2万0500円近辺は割安感も着目されやすい」(三木証券 ・投資情報課長、北澤淳氏)との指摘があった。 TOPIXは0.41%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は6086億円だった。東証33 業種では、鉱業、ゴム製品、保険を除く30業種が値上がり。海運、鉄鋼、証券、パルプ・紙などが値上が り率上位に並んだ。 東証1部の騰落数は、値上がりが1468銘柄に対し、値下がりが549銘柄、変わらずが124銘柄 だった。 <10:15> 日経平均は一進一退、為替の円安は支え 日経平均は前日終値を挟んで一進一退。2万0600円台前半で推移している。市場では「ドル/円が 朝方の水準からやや円安に振れていることが支え」(国内ネット証券)との声が出ていた。「きのうは米国 株市場が休場で、東京市場も薄商いだった。これから市場の勢いが戻ってくる可能性がある」(同)との指 摘もあった。 <09:07> 寄り付きの日経平均は続落、米中対立への警戒残る 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比38円61銭安の2万0581円58銭となり、続 落した。前日の米国株市場はレーバーデーで休場。為替は1ドル106円前半と前日から横ばい圏と手掛か り材料に乏しいが、米中の貿易摩擦への懸念が残る中、積極的に買い上がっていくのは難しい。 業種別では、繊維、水産・農林、医薬品などが安い。海運、非鉄、金属製品などは買われている。 <08:25> 寄り前の板状況、主力株はおおむね売り買い拮抗 市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 、キヤノン 、ソニー 、パナソニック が売り買い拮抗。ホンダ は買い優勢となっている。 指数寄与度の大きいファーストリテイリング 、ファナック は売り買い拮抗。 三菱UFJフィナンシャル・グループ 、三井住友フィナンシャルグループ 、みずほフ ィナンシャルグループ などメガバンクも売り買いが拮抗している。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(リフィニティブEIKON検索ボックスで“IMO”と入力) (