[東京 22日 ロイター] - <11:45> 日経平均は反発、加熱感やや緩和 買いやすい環境 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日141円60銭高の2万3180円18 銭となり、反発した。中国の劉鶴副首相が21日に米国との第1段階合意について「慎重 ながらも楽観」と述べたことが引き続き好感されたほか、中国がさらなる通商協議を行う ため米交渉担当者を北京に招くという一部報道も材料視された。米中関係のポジティブな ニュースは相場に安心感を与え、上海総合指数 や香港ハンセン指数 などア ジアの主要株指数も上昇した。 市場からは「昨日まで3日続落していたこともあり、きょうは加熱感がやや緩和して きている。比較的買いに向かいやすい環境。後場も引き続き、米中関係の報道やアジア株 の動向をにらみつつ動くと考えられる」(eワラント証券・投資情報室長の多田幸大氏) との声が出ていた。 TOPIXは0.50%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は9115億7 300万円だった。東証33業種では、証券業、鉱業、ガラス・土石製品などが値上がり 率上位。一方、その他製品、電気・ガス業、空運業などは売られた。 東証1部の騰落数は、値上がりが1464銘柄に対し、値下がりが567銘柄、変わ らずが120銘柄だった。 <10:58> 日経平均は上げ幅を拡大、リスクオフ一服 景気敏感株に買い 日経平均は上げ幅を拡大し、2万3200円近辺で推移している。市場からは「きょ う材料視されている米中関連の報道は、どちらかというとポジティブのものが多い。悲観 に傾いていたところから、寄り戻している」(みずほ証券・投資情報部部長の倉持靖彦氏 )との声出ていた。 中国がさらなる通商協議を行うため、米交渉担当者を北京に招くという一部報道も出 ている。 東証33業種では、石油・石炭製品、鉱業、電気機器が値上がり率上位。その他製品 、電気・ガス業、空運業は売られている。「相対的にみると景気敏感株が買われ、内需系 が売られている。リスクオフが一服しているようだ」(同)との指摘もあった。 <09:14> 日経平均は続落スタート後にプラス転換、石油・石炭製品などが高 い 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比8円25銭安の2万3030円3 3銭となり、続落して始まった。寄り付き後はプラス圏に転換し、小幅高で推移している 。業種別では、石油・石炭製品、鉱業などが買われている。米WTI原油先物の価格が、 9月下旬の水準までに上昇してきたことが好感されている。 <08:40> 寄り前の板状況、輸出関連株は概ね売り買い拮抗 市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 は売り優勢、ホンダ 、キヤノン 、ソニー 、パナソニック は売り買い拮抗と なっている。 指数寄与度の大きいファーストリテイリング 、ファナック は売り買 い拮抗。 メガバンクでは、三菱UFJフィナンシャル・グループ 、三井住友フィナン シャルグループ 、みずほフィナンシャルグループ は売り買い拮抗となっ ている。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(リフィニティブEIKON検索ボックスで“IMO”と 入力) (
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