[東京 24日 ロイター] - <15:43> 新興株市場はまちまち、週末控えてポジション閉じる動き 新興株市場はまちまち。日経ジャスダック平均は小反落、東証マザーズ指数は続伸となった。市場から は「このところ個人投資家の売買が活発化していたが、週末を控えてポジションをいったん閉じる動きが出 ていた」(ストラテジスト)との声が聞かれた。 マザーズ市場では、FRONTEO がストップ高比例配分。アンジェス が続伸。ティ ーケーピー 、関通 、チームスピリット なども買われた。松屋アールアンドディ<7 317.T>、ALBERT 、NexTone 、サーバーワークス などは売られた。 ジャスダック市場では大井電気 、アクセスグループ・ホールディングス 、ザインエレ クトロニクス など軟調。オートウェーブ 、免疫生物研究所 、岡本硝子 な どは買われた。 <12:54> 日経平均は小幅に下げ幅縮小、日銀ETF買いへの思惑で 日経平均は1万9200円台後半。TOPIXが前引けで0.62%安となったことから、日銀のET F(上場投資信託)買い入れへの思惑が出たもようで、後場寄りは下げ幅を小幅に縮小する場面もあった。 市場からは「日銀の買いは売り方の封じ込めにおおむね成功している。週末に新型コロナウイルスや原 油の話がどう転ぶか分からないので、大引けにかけて持ち高調整の売りが進みそうだ」(国内証券)との見 方も出ていた。 <11:45> 前場の日経平均は反落、週末事情とイベント控えで模様眺め 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比157円02銭安の1万9272円42銭となり、反落 した。前日の米国株式市場が大きな方向性を示す動きとならなかったほか、週末事情に加えて来週に重要イ ベントを控えることから模様眺めムードが強くなっている。商いが細り全体は売り優勢となる中で、個別物 色の動きに終始した。 23日の米国株式市場で主要3指数は一時1%超上昇したが、その後値を下げ、ダウ工業株30種<.DJ I>以外はマイナス圏で取引を終えた。ギリアド・サイエンシズ の新型コロナウイルス感染症治験薬 の初期臨床試験が失敗したとの報道を受け、労働市場は感染拡大の影響から近く脱するとの楽観的な見方が 後退した。時間外取引で米株先物は弱含みで、売りを誘う要因となっている。 週明け27日には日銀金融政策決定会合が開催される予定。さらに、きょうは大引け後に、ファナック 、アドバンテスト の決算発表があるほか、米国ではミシガン大消費者信頼感指数確報値が 発表されるなどイベントが控えているため、見送り気分が強い。朝方の売りが一巡した後、日経平均は狭い レンジでの動きとなった。 市場では「イベント控えや、大型連休が意識され、商いが細っている状態。前場段階では凪(なぎ)の ような状態になったものの、板が薄いためにちょっとしたきっかけで上下に振れやすくなる」(SBI証券 ・シニアマーケットアドバイザーの雨宮京子氏)との声が出ている。 また、「引き続き世界経済の再開が期待される一方、ここからの国内企業の決算発表に対して警戒感も あり、当面は両者の綱引きになりそうだ」(野村証券・エクイティ・マーケット・ストラテジストの澤田麻 希氏)といった指摘もあった。 TOPIXは0.62%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は7994億4200万円と前日 に続いて細っている。東証33業種では上昇業種が石油・石炭製品など4業種にとどまった。個別では、ト ヨタ自動車 など主力輸出関連株がさえないほか、東京エレクトロン など半導体関連株に安 い銘柄が目立っている。半面、任天堂 が堅調だった。 東証1部の騰落数は、値上がりが573銘柄に対し、値下がりが1504銘柄、変わらずが92銘柄だ った。 <11:05> 弱もちあい、商い細り上方修正銘柄や材料株が散発高 日経平均は弱もちあい。週末であることも手伝い見送り気分に支配され、商いが細っている。午前11 時05分現在、東証1部の売買代金は7071億9300万円と前日に続いて2兆円割れのペースだ。市場 関係者によると「模様眺めとなる中で、上方修正を発表した銘柄や材料株が散発高し、全体を支える格好に なっている」(国内証券)という。 <10:26> 日経平均は安値圏で一進一退、1万9200円円台 週末の調整売り 日経平均は安値圏での一進一退となっている。市場からは「特段の材料はない。週末であることから、 調整的な売りが出ているのだろう」(運用会社)との声が出ていた。来週は主要企業の決算発表が本格化す るほか、27日に日銀金融政策決定会合が開催されることもあり、様子見ムードも強まりやすいという。 東証33業種では空運業、証券業、鉄鋼、繊維業などの29業種が値下がり。石油・石炭製品、医薬品 、精密機器などの4業種は値上がりとなっている。 <09:06> 日経平均は反落スタート、新型コロナへの警戒強まる 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比97円58銭安の1万9331円86銭となり、反 落スタート。その後も安値圏での推移となっている、 前日の米国株式市場ではダウ工業株30種 以外はマイナス圏で取引を終えた。ギリアド・サイエ ンシズ の新型コロナウイルス感染症治験薬の初期臨床試験が失敗したとの報道を受け、労働市場は 感染拡大の影響から近く脱するとの楽観的な見方が後退した。 <08:45> 寄り前の板状況、全面的に売り優勢 市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 、ホンダ 、ソニー 、 パナソニック が売り優勢、キヤノン は売り買い拮抗。 指数寄与度の大きいファーストリテイリング 、ファナック は売り優勢。 メガバンクでは、三菱UFJフィナンシャル・グループ 、みずほフィナンシャルグループ<841 1.T>が売り優勢、三井住友フィナンシャルグループ が買い優勢となっている。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(リフィニティブEIKON検索ボックスで“IMO”と入力) (
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