[東京 15日 ロイター] - <16:50> 日経平均・日足は「小陽線」、5日線が引き続き下値サポートか 日経平均・日足は上下にわずかなヒゲを伴う「小陽線」。強もちあいとなり、心理的な節目の2万30 00円手前では上値の重さが意識された。市場では「短期的には買いシグナルが多くみられるものの、中期 的にはボックス相場が継続している。加えて、売買代金が伴っていないため買い圧力は限定的で上値を追え ない。目先の支持線としては、引き続き5日移動平均線(2万2627円47銭=15日)が意識される」 (国内証券)との声が出ていた。 <16:00> 新興株は反発、IPOは2銘柄が値付かず 新興株市場で、日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数はともに反発した。日経平均が前営業日比3 50円超高となったことを受け、新興株も連れ高となったほか、前日発表された決算を材料視した個別物色 も目立った。きょう新規上場した3銘柄のうち、2銘柄は買い注文が多く、初日値付かずだった。 ジャスダック平均は0.58%高で取引を終了した。個別では、インターライフホールディングス<141 8.T>、不二精機 、ワークマン が上昇。ケイブ 、Speee 、イマジニア は下落した。 マザーズ指数は1.98%高で取引を終了した。個別では、アンジェス 、メドピア 、 Sansan が上昇。リボミック 、ステムリム 、プレシジョン・システム・サイ エンス は下落した。 きょう東証マザーズに新規上場したKIYOラーニング は公開価格の2.33倍となる536 0円で初値を形成、4405円で取引を終了した。同じく15日に東証マザーズに上場したアイキューブド システムズ 、GMOフィナンシャルゲート は初日値付かず、買い気配で取引を終了した。 <14:15> 日経平均は膠着、2万3000円手前で上値重い展開続く 日経平均は前場の高値を上回り、心理的な節目の2万3000円を前に膠着状態となっている。市場で は「世界景気回復への期待で株価は上昇しているものの、日経平均は2万3000円前手前では戻り売りが 強まり、上値が重くなっている。ここを追い抜けるには、新な材料が必要」(国内証券)との声が出ていた 。 <12:35> 日経平均は後場上げ幅縮小、日銀会合の結果は「サプライズなし」との声 日経平均は後場上げ幅縮小。2万2800円台半ばで推移している。 ランチタイム中、日銀が金融政策の現状維持と最新の展望リポートを発表したが、これに対する株式市 場の反応は限定的だった。日銀は、全員一致で長期国債以外の資産買い入れ規模を据え置いた。当面、上場 投資信託(ETF)を年12兆円、不動産投資信託(REIT)を年1800億円の残高増加ペースを上限 に積極的に購入する方針。 市場からは「総じてサプライズはなかった。2021年度、22年度の実質GDPはしっかりとの見通 しが示されたが、先行きの前提には不確実性があるとしており、今後、大規模なコロナ第2波が発生した場 合の見通しの変化がテーマとなりそうだ」(エコノミスト)との声が出ていた。 <11:48> 前場の日経平均は反発、景気回復期待 1カ月超ぶり高値圏 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比325円23銭高の2万2912円24銭となり、反発 した。寄り付き前に米国で新型コロナワクチンに関する好材料が明らかとなり、投資家心理が好転。中国経 済の回復基調も中国関連株の支援材料となった。 日経平均は前営業日比230円90銭高でスタート。その後、同361円38銭高の2万2948円3 9銭まで上昇し、6月10日以来の高値を付けた。 市場からは「新型コロナワクチンの話に加え、あす発表される中国の4─6月期国内総生産(GDP) の回復期待も出ているようだ。日経平均はチャート上の節目とみられていた2万2700円台を明確に上抜 けたことで、今後ショートカバーを誘発して上昇する可能性がある」(内藤証券のリサーチ・ヘッド&チー フ・ストラテジスト、田部井美彦氏)との声が出ていた。 TOPIXは1.30%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆0763億円だった。東証 33業種では、鉄鋼、鉱業、機械、不動産、非鉄金属などが値上がり率上位に入った。そのほか輸送用機器 も堅調。経済回復期待を背景に景気敏感セクターが買われている。 東証1部の騰落数は、値上がりが1598銘柄に対し、値下がりが482銘柄、変わらずが88銘柄だ った。 新型コロナワクチンを巡っては、米バイオ医薬大手モデルナ が開発中のワクチンについて、米 国の研究者チームが14日、初期段階の研究で安全性が示されたほか、健康なボランティア45人全員に免 疫反応が見られたとする報告書を公表した。 <10:58> 日経平均は高値圏、中国関連株が堅調 日経平均は高値圏。一時2万2948円39銭まで上値を伸ばしたが、その後はやや上げ幅を縮小して いる。2万3000円近辺での上値の重さが意識される一方、米国株先物がしっかり推移していることは支 え。 個別では、中国関連株が堅調な動き。ファナック 、ダイキン工業 が反発し、ともに年 初来高値を更新。コマツ や日立建機 も買われている。中国税関総署が14日に発表した6 月の貿易統計で輸入が増加に転じ、中国経済の回復が勢いを増していることが示唆されたことなどが好感さ れているもよう。 <09:50> 高値圏でもみあい、引き続き中国株の動きを注目との声も 日経平均は高値圏でもみあい。買い一巡後は手掛かり材料待ちで、様子見ムードとなっている。市場で は「寄り付き前に米国でワクチンに関する好材料が明らかになったことが好感される中で、引き続き中国株 の動きに注目。上海と香港の寄り付き後に日本株も振れる可能性がある」(野村証券・投資情報部投資情報 二課・課長代理の神谷和男氏)との声も聞かれた。 米バイオ医薬大手モデルナ が開発中の新型コロナウイルスワクチンについて、米国の研究者チ ームは14日、初期段階の研究で安全性が示されたほか、健康なボランティア45人全員に免疫反応が見ら れたとする報告書を公表した。 <09:05> 日経平均は反発、懸念材料を気にせず需給相場の様相 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比230円90銭高の2万2871円91銭となり、 反発してスタート。前日の米国株式市場が上昇したことを好感した。新型コロナウイルスの感染者数拡大、 米中対立など懸念材料があるものの、これらを気にする様子はなく、需給相場の様相を呈している。 <08:30> 寄り前の板状況、景気敏感株に買い優勢が目立つ 市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 、ホンダ 、キヤノン 、ソニー 、パナソニック など主力の輸出関連株は売り買いきっ抗。日本製鉄 、コ マツ など景気敏感株に買い優勢の銘柄が目立っている。 一方、ソフトバンクグループ のほか、指数寄与度の大きいファーストリテイリング が 買い優勢。三井住友フィナンシャルグループ など大手銀行株も小幅の買い優勢となっている。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(リフィニティブEIKON検索ボックスで“IMO”と入力) (
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」