[東京 16日 ロイター] - <16:20> 日経平均・日足は「小陰線」、5日線が下値支持線として機能 日経平均・日足は上下にわずかなヒゲを伴う「小陰線」。投資家の気迷い心理を表しているが、5日移 動平均線(2万2675円68銭=16日)は下値支持線として機能した。日経平均は2万3000円前後 での上値の重さが意識されており「決算時でもあるため買い上がるのは難しく、当面は横ばい相場となる可 能性が高い」(運用会社)という。 <16:07> 新興株は反落、時価総額上位銘柄が軟調 決算材料に個別物色も 新興株市場で、日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数はともに反落した。日経平均が軟調に推移し たことを受け、新興株も連れ安となった。時価総額上位銘柄は売られたものの、前日発表された決算を材料 視した個別物色は継続した。 ジャスダック平均は0.23%安で取引を終了した。個別では、テイツー 、ワークマン<7564. T>、セリア は下落。不二精機 、プロルート丸光 、テラ は上昇した。 マザーズ指数は1.59%安で取引を終了した。個別ではAiming 、アンジェス <4563.T >、メルカリ は下落。ティーケーピー 、マネーフォワード 、ラクス は上 昇した。 15日に東証マザーズに新規上場したアイキューブドシステムズ は公開価格の3.02倍の9 430円で初値を形成、8200円で引けたほか、GMOフィナンシャルゲート は公開価格の2. 57倍の6550円で初値を形成、5550円で引けた。 <14:25> 日経平均は安値圏で一進一退、香港・中国株安が重荷 日経平均は2万2700円台半ば。東京都内での新規コロナ感染者増加を嫌気し、後場下げ幅を拡大し た後は一進一退となっている。上海総合指数 、香港ハンセン株価指数 が1%超安となっている ことも重荷となっているという。市場では「国内の新型コロナの感染状況に対する警戒感と、香港・中国株 の軟調な推移により、売りが加速している。きのうは2万3000円手前まで買い上がったが、今は悪材料 が出やすい決算時でもあるため、2万3000円を上抜けるのは難しい。当面は横ばい相場となるのではな いか」(運用会社)との声が出ていた。 <12:38> 日経平均は後場下げ幅拡大、東京都内の新規コロナ感染増加を嫌気 日経平均は後場下げ幅拡大。2万2700円台半ばで推移している。東京都の小池百合子知事が16日 の新型コロナウイルスの新規感染者について「途中経過だが、280人台に乗せると聞いている」と述べた ことが嫌気されている。ランチタイム中に先物が下げ、現物指数への売り圧力がかかった。1日の感染者数 としては今月10日の243人を上回り、過去最多となる。 <11:50> 前場の日経平均は反落、半導体関連が軟調 中国株安も嫌気か 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比113円54銭安の2万2831円96銭となり、反落 した。小幅安で始まった後、しばらくマイナス圏でもみあっていたが、前引け前に下げ幅を拡大させきょう の安値を付けた。半導体関連が軟調だったほか、香港ハンセン指数や上海総合株価指数、米国株先物などの 軟化が重荷となったもよう。 午前11時に中国で各種経済指標が発表されたが、目立った動意は出なかった。中国の4─6月期国内 総生産(GDP)の伸び率は前年比プラス3.2%。ロイターがまとめた市場予想(同プラス2.5%)を 上回ったものの、「市場予想をやや上回る着地になるとみる向きも多く、サプライズになるような数字では なかった」(国内証券)との声が出ていた。 日経平均は2万3000円前後での上値の重さが意識されている。6月8日にコロナ急落後の終値ベー スの戻り高値2万3178円10銭を付けた後、同15日にかけて1600円超反落したことが記憶に新し く、高値警戒感が残っている。 TOPIXは0.27%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆2926億円だった。東証 33業種では医薬品、精密機器、情報・通信、電気機器などが値下がり。半面、空運、鉄鋼、不動産などが 値上がりした。銀行や輸送用機器などバリュー系がしっかり推移する流れも続いている。 個別では、東京エレクトロン やアドバンテスト など半導体関連が軟調。EUV(極端 紫外線)露光装置のオランダASMが発表した受注が悪化したことが嫌気された。このほか、日本取引所グ ループ が続伸し年初来高値を更新。日本経済新聞社が15日、同社を日経平均株価の構成銘柄に新 規採用すると発表。指数連動型ファンドなどの資金流入に期待する動きとなった。 東証1部の騰落数は、値上がりが1004銘柄に対し、値下がりが1070銘柄、変わらずが95銘柄 だった。 <11:16> 日経平均は小動き、中国の経済指標には反応薄 日経平均は小動き。2万2800円台半ばで方向感なく推移している。午前11時に中国で各種経済指 標が発表されたが、相場の反応は今のところ限定的。 中国の国家統計局が発表した4─6月期国内総生産(GDP)の伸び率は前年比プラス3.2%で、ロ イターがまとめた市場予想(同プラス2.5%)を上回った。市場からは「市場予想をやや上回る着地にな るとみる向きも多く、サプライズになるような数字ではなかった」(国内証券)との声が出ていた。 <10:00> 日経平均は弱もちあい、半導体関連株の軟化が上値抑える 日経平均は弱もちあい。引き続き2万3000円が壁として意識されているものの、大きく下押す雰囲 気は感じられない。東京エレクトロン など半導体関連株の軟化が上値を抑える格好となっている。 市場では「EUV(極端紫外線)露光装置のオランダASMが発表した受注が悪化したことを嫌気し、 半導体関連株が軟化し上値を抑えている。このグループがしっかりしていたら、朝方から2万3000円に トライした可能性もあった」(岡地証券・投資情報室長の森裕恭氏)との声が聞かれた。 <09:05> 日経平均は反落、2万3000円接近で利益確定売りが先行 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比37円54銭安の2万2907円96銭となり、反 落して始まった。前日の米国株式市場は上昇したものの、上値の目安として意識されている2万3000円 に接近してきたことで、利益確定売りが先行する形になっているという。 <08:50> 寄り前の板状況、ファーストリテが売り買いきっ抗 市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 、ホンダ など自動車株が売り 優勢となる一方、キヤノン 、ソニー などが買い優勢。ソフトバンクグループ も小 幅ながら買い優勢だが、指数寄与度の大きいファーストリテイリング は売り買いがきっ抗している 。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(リフィニティブEIKON検索ボックスで“IMO”と入力) (
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